今日は将棋のA級順位戦最終戦が行われる。
NHK(BS2)が「将棋界の一番長い日」と題して生中継するほどの大イベントだ。
なぜ大イベントなのか。
将棋を知らない人(当ブログを読んでくれてるお友達の皆さん)のために簡単に説明すると、今日の結果で「名人」への挑戦者が決まるからだ。
順位戦は、A級、B級1組2組、C級1組2組の5クラスに分かれており、各クラスで1年間リーグ戦を戦い、成績上位者数名が上位クラスに昇級できるシステムになっていて、最上位であるA級(10名)を勝ち抜けば「名人」に挑戦できる。(逆に成績が悪いと下位クラスに降級する厳しいシステム)
プロ棋士になるとまずはC級2組から始まるので、プロになっても「名人」に挑戦できるのは最短でも5年はかかるのだ。
そして今日、A級最終戦の全対局が一斉に行われ、羽生名人への挑戦者が決まる。(勝ち星が並んだ場合はプレーオフになるので、今日は決まらない可能性もある)
それに、今日は「名人」への挑戦者が決まるのと同時にA級からB級1組への降級者が決まる日でもあるので、毎年タイトル戦並み盛り上がるのだ。(B級1組も強豪揃いなので簡単に勝ち抜いてすぐにA級に復帰できるとも限らない。あと、下世話な話だがA級とB級1組では収入がえらく違うらしい。)
ちなみに、現時点で羽生名人への挑戦の可能性があるのは、6勝2敗の森内九段と渡辺竜王の二名。
どちらが勝ち上がっても、名人戦は盛り上がるだろう。
順位戦は持ち時間が長いので、決着がつくのが深夜になることが多い。下手すると明け方までかかることがある。
NHKの放送も深夜2時まで予定されているので、今日の夜更かしは決定だ。
明日も朝早いのでしんどいのだが、年に1度の楽しみなので、頑張って起きていよう。
追記
将棋と関係ないが、深夜3時(現地時間の朝10時)にAppleが新型のiPadを発表するという噂がある。
そっちまでチェックしてたら徹夜になっちゃうよ。(でも凄く気になる)