ゲストではなく、司会で（もちろん）
８０年間の歩みを映像で見る。
大正時代の手術室や診療室の写真もあって、皆かなり興味深く見入っていた。
それにしても、８０年って重いよね。
戦災で焼かれ、阪神大震災でも建て直しを余儀なくされ
実にいくつもの困難を経て今があるってことを
主催者、出席者が一緒に感じ、明日からまたがんばろう・・って思えるような
そんな式典だった。
苦難を乗りこえたからこそわかる喜びや、今だからこそ言えるあの時の事などなど
集まられた方の体験にもとづいたお話が暖かくて、どれも素敵で。
一つ一つの話が胸に響いて、私までうるうるしそうになっちゃったよ。
（ちゃんと仕事しろっ。し、してますよ！）
続けていくことはそんなに簡単じゃない。
続けたいと思う気持ちさえ萎えてしまいそうな時もあるし
続けたいと思っても、それが阻まれることもある。
明日も同じ日が来るとどこかで安心してるけど
何が起きるか、本当は誰も知らない。
「もうダメだ」と思ってしまうことは
きっとこれからもあるだろう。
「もうダメだ」
「まだ大丈夫・・」
絶望したり、自分を勇気づけたり、
誰かを恨んだり、誰かに支えられたり・・
「もうダメだ」
「まだ大丈夫・・」
繰り返して行くのだろう。
「まだ大丈夫、私はまだ大丈夫・・」
つらい時の私の呪文。
自分で自分をだましてみる。自分で自分にだまされてみる。
そのうちきっと、本当に大丈夫になると、根拠ない確信を支えに。
「生きてるだけでまるもうけ」
さんまさんの笑顔でも思いだしながらね。
