昨日に引き続き、METの舞台を鑑賞。
本日の演目は「SATYAGRAHA」。
今日はそのopeningの日。
この作品はあのマハトマ・ガンディーが主人公。
南アフリカで弁護士をしていたガンディーが、
当時の南アフリカ連邦におけるインド系移民への
差別に対する権利回復運動に従事する姿を描いたもの。
彼の哲学である「真理は神である」に焦点を当てている。
作曲はフィリップ・グラスで、1980年にドイツで初演。
METでは2008年に上演されたそうなり。
歌詞は全てサンスクリット語で、
いつも客席に表示されるMETの字幕も無し。
でも、ガンディーとうい人物と彼の哲学をそれなりに知っていれば充分。
それに「私はオペラはちょっと…」と逃げ腰になる人も、
そんな先入観を忘れることが出来る作品だと思います。
舞台は映像を上手く使い、さらに、新聞紙やセロハンテープを
効果的に使っている。また、新聞紙などで作った巨大な人形も登場。
非常にアナログなのだけれど、それがまた、
何とも言えぬ雰囲気を作り出すのです。








最後はアメリカのアフリカ系アメリカ人の公民権運動の指導者
キング牧師登場させているけれど、政治色が強いわけでもない。
まぁ、おいらをはじめ、日本人の人種差別の問題に対する意識が希薄なことも
影響してはいると思うのですが…。

ところで、先述した新聞紙や人形、舞台装置などを演出、
出演もしているのはMET以外の劇団の人たち。
ミュージカルのアダムス・ファミリーも彼らが作っているらしい。
それを聞いて、アダムス・ファミリーも見ようと思ったなり。

音楽は同じ音、同じ曲の反復が主なのだけれど、
何か心をあらわれるような清廉な印象の音楽。
と言って、決して宗教的な雰囲気はない。
その上、このガンディー役を当たり役としたリチャード・クラフトの
澱みのない声がまた美しさを増幅させるのですよ。

インターミッションに、思わず、CDを買っちゃいました。
ニューヨークフィルの演奏だけどね。
古典から新作、そして、他劇団とのコラボと、
METの懐の深さをも実感した至福の時間を過ごすことが出来ました。
これもMETライブビューイングで一見の価値はありです。
ちなみに、おいらはMETライブビューイングの回し者ではありません!
今日の公演は、ルームメイトのMarkさんと一緒。
席がオーケストラ席のH列という激良席で、Markuさんは興奮状態でした。
まぁ、喜んで貰えたようで、良かったなり。
*掲載の舞台画像の全て、舞台裏での人形の制作の様子の画像は、yahoo/Gogleの画像検索より拾い、掲載しました。*
本日の演目は「SATYAGRAHA」。
今日はそのopeningの日。
この作品はあのマハトマ・ガンディーが主人公。
南アフリカで弁護士をしていたガンディーが、
当時の南アフリカ連邦におけるインド系移民への
差別に対する権利回復運動に従事する姿を描いたもの。
彼の哲学である「真理は神である」に焦点を当てている。
作曲はフィリップ・グラスで、1980年にドイツで初演。
METでは2008年に上演されたそうなり。
歌詞は全てサンスクリット語で、
いつも客席に表示されるMETの字幕も無し。
でも、ガンディーとうい人物と彼の哲学をそれなりに知っていれば充分。
それに「私はオペラはちょっと…」と逃げ腰になる人も、
そんな先入観を忘れることが出来る作品だと思います。
舞台は映像を上手く使い、さらに、新聞紙やセロハンテープを
効果的に使っている。また、新聞紙などで作った巨大な人形も登場。
非常にアナログなのだけれど、それがまた、
何とも言えぬ雰囲気を作り出すのです。








最後はアメリカのアフリカ系アメリカ人の公民権運動の指導者
キング牧師登場させているけれど、政治色が強いわけでもない。
まぁ、おいらをはじめ、日本人の人種差別の問題に対する意識が希薄なことも
影響してはいると思うのですが…。


ところで、先述した新聞紙や人形、舞台装置などを演出、
出演もしているのはMET以外の劇団の人たち。
ミュージカルのアダムス・ファミリーも彼らが作っているらしい。
それを聞いて、アダムス・ファミリーも見ようと思ったなり。

音楽は同じ音、同じ曲の反復が主なのだけれど、
何か心をあらわれるような清廉な印象の音楽。
と言って、決して宗教的な雰囲気はない。
その上、このガンディー役を当たり役としたリチャード・クラフトの
澱みのない声がまた美しさを増幅させるのですよ。


インターミッションに、思わず、CDを買っちゃいました。
ニューヨークフィルの演奏だけどね。
古典から新作、そして、他劇団とのコラボと、
METの懐の深さをも実感した至福の時間を過ごすことが出来ました。
これもMETライブビューイングで一見の価値はありです。
ちなみに、おいらはMETライブビューイングの回し者ではありません!

今日の公演は、ルームメイトのMarkさんと一緒。
席がオーケストラ席のH列という激良席で、Markuさんは興奮状態でした。
まぁ、喜んで貰えたようで、良かったなり。

*掲載の舞台画像の全て、舞台裏での人形の制作の様子の画像は、yahoo/Gogleの画像検索より拾い、掲載しました。*