Imachoの旅日記

旅好きImachoの旅日記を写真とともに綴っています!

北イタリア(ヴェローナ) 2016.6 9(サンタナスターシア教会~ジュスティ庭園~ジュリエットの家)

2016年11月03日 | イタリア
エルベ広場を抜けてサンタナスターシア教会にやって来ました
教会の内部は豪華な感じです
赤大理石の円柱と天井の装飾がキレイですね~



奥に進んでいく前に・・・
入口入ってすぐの両横にある円柱に変わったものがあるんです
水盤を背中で支えるおじさん
なんか、重くて重くて・・目が必死な感じでしょ~


反対側にあるもう一つの円柱には頭を抱えるおじさん



この教会に来たのはこれを見るためなんです
こんなに素敵な教会なのになぜ辛そうなおじさんが
二人もいるんでしょうね~
意味があるのかもしれませんが・・・不思議な光景です
おじさん二人を見てクスリと笑った後は椅子に座って
教会の装飾を眺めたり地球の歩き方でこれからの行き先を
考えたりしてちょっと休憩
イタリア旅行はいつも歩いての観光なので
教会は装飾を見るのも楽しいし休憩も出来るし
大変お世話になっています
(大きな声で休憩なんて言ってはダメですよね
 信者の方が祈りを捧げるところなんですから)


時間が1時を回っていたのでそろそろランチタイム
教会を出てぶらぶらとシニョーリ広場までやって来ました
真ん中にはダンテの像が フィレンツェを追放されたダンテは
一時期ここヴェローナにも住んでいたんですって
エルベ広場と違って市場が無いので人が少なくていい感じです
ここでダンテ像を見ながらランチに決定



まずは・・・ヴェネト州のカクテル スプリッツァを



パスタにはイタリア語を直訳すると
「アヒルと黒トリフのスライスの手打ちビーゴリ」です



ビーゴリはモチモチっとした太めのパスタでヴェネト州の名産なので頼んでみました。
アヒルはどんなのが出てくるのかと思ってたら挽肉で美味しかったです



ダンテ像を見ながら外のランチはとっても気持ちがいい~



ランチを食べたお店の建物は市庁舎に繋がっていて建物を
くぐり抜けると市庁舎の中庭に出てきます。
建物の色もピンクっぽいストライプでお洒落だし
階段も素敵ですよね。12世紀頃のものだそうです。
ちなみに・・・ここに公共のトイレがあります
0.7ユーロでとってもキレイです!
北イタリアはトイレがどこもキレイだわ~



ここから街の中心街を抜けてヌォーヴォ橋を渡って行くと
案内板が見えてきました
これからジュスティ庭園に向かいます
NHKのイタリア語会話でドイツの文豪ゲーテの「イタリア紀行」に
登場する庭園として紹介されていて行ってみたかったんですよね~




途中、通りで素敵な建物を発見 
何か公共の建物のようなんですが細い通りの左側で
上に彫刻が並んでいる建物の2階に円柱が並んでいるところまで行って



下から上を見上げると天井画が見えるんです~
う~ん、写真じゃよくわからないですね
青に塗られた天井に星座のような絵がいっぱい描かれてるんです
なんか目立たない通りにひっそりとあるのが勿体ないです



先ほどの細い通りから一本上に上がって少し大きな通りを歩いていくと・・・
目的のジュスティ庭園はビックリするぐらい小さな入口です。
キョロキョロしていたら見落とすところでした



ここはヴェローナカードで割引されて5ユーロで入れます
あんなに小さな入口なのに中に入ると驚くほど広いです~



庭園に入ると背の高いまっすぐな糸杉が
一直線の通路の両脇にきれいに並んでます。



一直線の通路の突き当たりの崖の上には怪物の顔をした
小さい展望台があります
立派な庭園なのに遊び心もありますよね



糸杉の通りの左右には幾何学模様に刈り込まれた植え込みのある
後期ルネサンスのイタリア式庭園が広がっています。
こちらは左手の庭園
曲線の模様の中心に彫刻が置かれています。



右手の庭園は左手のとは違って直線的な模様になっています。
どちらもきれいに手入れされていますよね



この広い庭園は先ほどの怪物の顔をしたバルコニーの
あるところまで上ることができます。
一直線の糸杉の道の突き当たりに階段があってそれを上っていくと
小さな小屋がありその中に入ると高さのある急な螺旋階段が・・
グルグルと回りながら上がっていくと上に着きます
上からはヴェローナの街が一望~



この庭園は人が少ないのでベンチに座って景色を見ながら
ボーッと  贅沢な休憩タイムですよね


最後に有名なジュリエッットの家に行かないといけないですね。
庭園を出て先ほどのエルベ広場の近くまで戻ります。
人の流れが多くて見落としそうでした



ここも入口がわかりにくい 
人が次々吸い込まれていくので「??」と思って私も入っていくと・・



有名なジュリエットの家とバルコニー そして胸を触ると幸せになる
ジュリエット像がありました~



私はヴェローナカードを持っているので ジュリエットの家も入れてしまうんですよね
外は人が多いけど、入場料を払ってまで中に入ろうという人は
あまり居ないようで中はガラガラでした。
外で順番待ちだったジュリエット像も中では一人寂しく立ってました



私はここで胸をなでなでして幸せをお願いしました


2階に上がるとジュリエットのバルコニーがありました
以外と小さく普通な感じ
でもせっかく来たのでバルコニーに出てみましたが
一人でバルコニーに立ってもね~
・・・ロミオが居ないんじゃね・・・



ジュリエットの家に中は、「ロミオとジュリエット」の映画で使われた
衣装や、ベッドなどが展示されていました
あと面白いのがジュリエットにお手紙・・
ではなくメールが出来るようにパソコンが設置されてました 
シェークスピアもビックリですね



ヴェローナは街がコンパクトなので一日で歩いて見所は回れちゃいました
夕方 駅で軽く夕食を食べてからホテルに戻ると荷物が
部屋に運ばれてました
明日の朝食が何時からか聞いてみると
7時半からとのこと。マントヴァ行きの電車が8時半なので
ちょっと急いで食べないといけないですね
ここのホテルはシングルなのでワンルームのように機能的で
快適でしたよ。通りに面しているので車の走る音が聞こえるから
静かとはいいにくいですが、私は疲れていたのですぐ寝てしまって
あまり気になりませんでしたけどね


明日は最終日 マントヴァです









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