マダム路子とテレビ(山野路子名)クラブNO1
びっくりの再会#丹下キヨ子さん
「あの時の高校生!!」
「あの時の高校生!!」
中学生から高校まで女優志願だった私は高校2年生から入団していた
劇団エトセトラ(喜劇)こちらの校長は戦後に活躍した有名な主に
喜劇を中心とした女優の丹下キヨコさん。
高校3年生のときに丹下さんに主役を指名され「赤坂公会堂」の公演に出演。
劇団エトセトラ(喜劇)こちらの校長は戦後に活躍した有名な主に
喜劇を中心とした女優の丹下キヨコさん。
高校3年生のときに丹下さんに主役を指名され「赤坂公会堂」の公演に出演。
満席の観客、それなりに演技していたのですが、一瞬、セリフを度忘れして
頭が真っ白になり、思わずアドリブ!
観客は大笑いの大拍手大受けだと思った私。
頭が真っ白になり、思わずアドリブ!
観客は大笑いの大拍手大受けだと思った私。
穴をあけずに良かったと胸をなでおろして楽屋に。
すると怒りを表にした丹下さんが私を呼びつけられ
「何だあれは!受けた笑いと思っているのか、あれは、笑いは笑いで
失笑と言うんだよ!」私は呆然と立ち尽くし「すいません」と謝り
楽屋を飛びだし豊川稲荷の前を泣きながら歩きました。
楽屋にいた仲間の前での叱責された屈辱、誰も引き留めてくれない寂しさ。「やめよう、この世界に私は合わない」
その後、退団届を出しにいくとマネージャーの女性が
「丹下先生は、あなたに才能があるから叱ったのよ、次にもあなたを
主役に考えていると言ってらしたわよ」
すると怒りを表にした丹下さんが私を呼びつけられ
「何だあれは!受けた笑いと思っているのか、あれは、笑いは笑いで
失笑と言うんだよ!」私は呆然と立ち尽くし「すいません」と謝り
楽屋を飛びだし豊川稲荷の前を泣きながら歩きました。
楽屋にいた仲間の前での叱責された屈辱、誰も引き留めてくれない寂しさ。「やめよう、この世界に私は合わない」
その後、退団届を出しにいくとマネージャーの女性が
「丹下先生は、あなたに才能があるから叱ったのよ、次にもあなたを
主役に考えていると言ってらしたわよ」
当時の話をしたら「あの時の高校生!!」「そうです!あの時の高校生です」
いろいろと教えて頂いたことが、後年の講演活動に役にたちました。
「アンタにはこちらの方が向いているね」この言葉も嬉しかったです。