やっとまともな論議が出てきました (o)
2007-05-17 12:54:27
<自転車事故>道路整備で安全対策へ 警察庁と国交省
5月17日11時24分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070517-00000044-mai-soci
急増する自転車による交通事故を予防しようと、警察庁と国土交通省は、自転車通行路の整備などハード面からの対策を本格的に推進することを決めた。同庁は取り締まりを強化しているが、車道との区分が不十分との意見が寄せられていた。18日に設置する懇談会の提言を受け、全国的な整備を進める。 国交省のまとめでは、自動車専用道路を除く一般道路は全国で約119万キロ。このうち、歩道がなく車道の路肩を自転車が走行しているのは約100万キロを占める。自転車・歩行者専用道路など自転車と歩行者が混在しているのは7万5737キロ。自転車専用道路など自転車のみの通行が確保されているのは、2408キロに過ぎない。 一方、自転車による交通事故は昨年17万4262件発生。10年前の96年の13万9725件の約1.25倍に増加した。うち、自転車と車の接触が14万4503件と最も多い。しかし、自転車が歩行者をはねた事故も2767件で、96年の582件の約4.8倍に上る。 警察庁が今国会に提出した道路交通法改正案では、自転車の通行区分について現行の車道通行を原則とし、児童・幼児が運転する場合や車道での通行が危険な場合は歩道通行を認めるとするなどソフト面での安全対策を図っている。しかし、自転車で車道を走る場合、車の駐停車などで走行が邪魔で歩道を走るなどのケースが少なくない。欧米では、自転車が車道を安全に走行できる道路整備が進んでいるところが多い。 同省は「自転車の安全対策には取り締まりだけでなく通行環境の整備がぜひとも必要」と話しており、今後の懇談会の論議を見据えつつ道路整備を検討していく方針。 懇談会には、レーサーの片山右京さんのほか消費生活アドバイザー、モータージャーナリストらが参加。18日に1回目の懇談会を開き、6月中に提言を取りまとめる。【遠山和彦、高橋昌紀】 最終更新:5月17日12時35分 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 当然と言えば当然ですが、自転車事故を減らすにはインフラ整備が必須だとの見解です。新たな公共事業によるばらまき行政のにおいがぷんぷんするものの、進む方向は正しいと思います。自動車道整備するより自転車道を整備する方がずっとコストは安いですし。それにしても、 >一般道路は全国で約119万キロ。このうち、歩道がなく車道の路肩を自転車が走行しているのは約100万キロを占める。自転車・歩行者専用道路など自転車と歩行者が混在しているのは7万5737キロ。自転車専用道路など自転車のみの通行が確保されているのは、2408キロに過ぎない。 この国では自転車って本当に疎外されていたのですねえ。数字で見ると愕然とします。 今後に期待しましょう。
ひとつには、あまりに酷い我が国の道路事情によるものなのだろうが、大きな要因には、モラルやマナーの欠如が挙げられると思う。
今の多くのニホンジン(この場合「オレは違うぜ」みたいな言い方かも知れないが、自戒を込めて、自分も含め)が、何事につけて社会性が欠如してきているという側面をなんとかせねばと思う。
もういい加減もいいとこ、右側通行、信号無視、交差点の飛び出し、歩道を飛ばす・・・何も高校生の専売ではない、今や老いも若きも、である。
私たちは、日頃交通手段ではなく、スポーツとして公道を「走らせていただいて」いるわけだから、率先してマナー遵守しなければならない立場だが、反省すべき点も多い(反省!)。
でも、とにかく日本の道路事情は酷いものがあり、ヨーロッパの自転車に対する扱いを目の当たりにすれば、その違いに愕然たる思いをさせられる。
でも再度言いたい、人の質も違うような気がするのだ、ヨーロッパの交通事情を見ると!そこには、交通にとどまらず、人と人との関係、いわゆる社会のあり方を知っている「大人」の世界がそこにある。
日本にはまだ「ガキ」が多いんじゃないのか?
せめて我々は「大人」の走りをしたいもんだね!
以前「下りガキ」という話になりましたが、ワタシいまだに下りガキですから・・・
これからはヒルクラ男になって、昼間からクラ~イ顔して・・・ってことじゃなくて、のぼりガキにならねばと反省したところです。
しかも大通りで右折したくてたまらない車を待たせて。
こういう現実を根気よく指導が行われない社会である限り、都会のような田舎町静岡の交通事情は変わらないように思えてきました。
自転車の位置づけ、道路の切り分け、責任の所在、色々問題が取りざたされている「じでんしゃ」。
しかし、一番問題とされなければならないのはそれを教える最初の人間「親」。
「親の躾」をしないと小悪事は世代を越えて行くものだと信号待ちを一回余計にしながら思いました(怒
ysさんの仰るとおり、今や我が国は「躾」のできてない親(それでも親になっちゃうのだから、子どもは被害者だね)が蔓延しているようで、詰まるところここに来てしまいます。
そうですネ、特にここ数年、自転車逆走(右走り)
の増加は目に余るものがあります。
通勤時に注意するのですが、その7割は女性
しかも若い学生さんでは無く、40代~60代
の大人です。嘆かわしい・・・
若い人たちの模範となるべき大人が・・・
初めは「左側を走行してネ」と優しく声をかけます
が、段々と「おいっ!左を走れ!」と声も荒く
なって参ります。
それでも、以前は右を走っていた人が左走行に
直してくれました。 これは嬉しい ☆
かなり前ですが、60才くらいの一見紳士風の
男性から反論を頂戴した事がありました。
「君は警官でも無いのに、一般人に注意する
権限があるのか?」 (理論派かな?)
「しかし、あなたは危険な事をしているのですよ。
違法行為だと言う認識は有りますか?」
「判ってはいるが、人には色々と止むに止まれぬ
事情という物があるのだよ。人間の自由を余り
他者が束縛してはいけない」
(人権派の弁護士かな?)
この紳士然とした男性は以下の捨て台詞を残して
去っていきました。
「もう少し、大人になれよ」
↑ この言葉だけは的を射てました (^^)
57才にもなるのに、相変わらず青臭さが
治りません ・・・・
Toshさん、お互い「ガキ同士」
仲良くしましょうネ ☆
警察庁は28日、自転車の悪質運転の急増を受け5月に全国で実施した重点取り締まり結果をまとめた。最高5万円の罰金など刑事処分対象となる交通切符(赤切符)による検挙が102件(昨年同期比69件増)、指導警告票を渡したのは21万7353件(同7万926件増)だった。
赤切符の内訳は、信号無視37件(同30件増)▽2人乗り37件(同23件増)▽踏切内立ち入り18件(同10件増)▽酒酔い運転6件(同3件増)など。警告票では、無灯火が7万73件(同2万6041件増)、2人乗りが6万2784件(同1万7033件増)などだった。
また、自転車がかかわる交通事故は1万5539件で昨年より358件増加。死者は61人で昨年より4人少なかった。
同庁は「悪質運転の急増を受けて昨年から積極的な取り締まりを行ってきたため、検挙件数の大幅増加につながった」と分析している。【遠山和彦】
6月28日10時42分配信 毎日新聞