もうあの声が聞こえなくなるんだよ（蛇とツバメのはなし）

ツバメが去年仕事場の軒に巣を作って
無事に旅立ちました。

そして今年も、迷子になることなく戻ってきて
昨日雛を確認したところでした。

ところが・・・


今日は何羽のヒナが見えるかな、、と
上を見上げてびっっっっくり＠＠


つばの巣があるところに
蛇が・・

おっきな蛇がいるのです。

ンギャーーーーーーーーーッ！！！！

私は
蛇がお化けより嫌いで

みたら決まって悲鳴が出てしまうのです・・・


恐る恐る見てみると
蛇のお腹は膨らんでいて・・・・

だめだわ



ヴィーナスたちを車から降ろして
コチラに入ってこないように
ドアをしっッカリ締めて

自分の荷物を降ろしているところに

小学4年生のハルちゃんが来ました。


ハルちゃんは蛇をやっつけると言うのですが
蛇だって命、それにアオダイショウは毒があるわけでもなく
悪いことをするわけではないから・・・と言い
私はネットで蛇が逃げてくれる方法を探そうと思いました。

ネットの情報ではタバコの吸殻がいいとか木酢がいいとか・・

けれどもそのうち親ツバメがきて
チチチチと蛇に向かいはじめました


ハルちゃんは

今ならまだ早いから
蛇がいなくなればツバメがその巣で暮らせる、というのです。



そして、



「自分が退治する」と。。。



いえいえ、
小さな子にそんなことをさせるわけには行かない、、と
夕方時間が空いたらタバコと木酢を買って来ようと考えていると


ハルちゃんが

「ほら、あの声聞いてごらんよ

もう、あの声が聞こえなくなっちゃうんだよ」


といいます。



ぐわ～～～～～ん



そう、ハルちゃんが言うように、親鳥まで蛇にやられたら大変です。
（蛇が鳥を食べるかどうかはわからないのですが
あまりにも接近するので・・）


で、ハルちゃんに頼みました。


蛇も傷つけることなく逃がして欲しいと。。


彼はどこからか長い棒を持ってきて
蛇を絡ませて逃がしました。


なんと
蛇は2匹いました＠＠！＠＠！＠＠！


その後
ハルちゃんは
瓶に入れた大きなおたまじゃくしと、ヤゴと、えびみたいな何か水中の生き物をみながら
いつもより熱心に勉強していました。



そうそう、

私が

ぎゃーぎゃー、言うたびに
ヴィーナスはわ゛んわ゛ん、ギャフギャフと吠えていました。

飼い主は
どんなときも冷静でいるべきだと思いました。。。。


が、

私は

精一杯でした。



ハルちゃんは冷静で
ハルちゃんの言葉は体験を通しているから重みがあるのだと
つくづくです。


たいへんな一日でした。


どうぞ明日はいい日でありますように

生きてるものはみんなかわいい

ほっぺをぴかかに光らせて

はるちゃんが来た。


指になにか大事そうに、、


「ねぇねぇ？

こいつかわいいんだよ。」



・・・・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・



ぎゃーーーーーーーー！

あっち行って、、、


ご、ごめん、もうちょっと離れて！







で、紅茶の缶を進呈した。



そこにレッスンが終わるまでいれておくように。。。





とかげ・・・だものぉ。




私があんまり驚いたので
ヴィーナスたちも興奮するし
はるちゃんのポケットをクンクンしてる。
（そのトカゲ、ポケットに入れてきたらしい。）




「大丈夫、あんまり動かないように気絶させてきたから」

？？？？？？？？？


「こいつかわいいんだよ」



「あのね、

生きてるものはみんなかわいいんだよ」




はい、


そのとおり、です・・・・





とんぼやバッタが大好きなハッピーが
はるちゃんの大切なトカゲを追いかけるようなことがなくて
よかったよかった。。。

ちなみに
はるちゃんは
以前、かえるもポケットに入れて持ってきた＞＜。

ぅwowowowowo～～～～ん！

ハルちゃん、あいたかったよ！
ぅwowowowo～～～～～ん！



うん、ぼくも会いたかったよハッピーに！
毎日あと何日で会えるか、おかあさんに聞いてたんだ。




ありがとう、
ぅwowowowo～～～～～ん！


その後は夏休み中の海の話・・・



蟹を取ってきたんだけど
お母さんがお塩とお砂糖を間違えて入れて死んじゃったんだ。


庭に埋めたからお星様になったんだよ。
でもお空にはお水がないから・・・・・
なが～～～い梯子で持っていってあげなくちゃ。



うれしいとつい ぅwowowowo～～～ん って声が出ちゃうんだけど
ハルちゃんに愛されて
ハッピーは幸せです！！！

ぼくのたいせつなともだち

いつも私にパワーをくれる
小学1年生の生徒さんのはるちゃんの言葉です。



ぼくはね、おぼれたことがあるんだ。
がっこうのプールは水がかおよりも上なんだもの。
おぼれたとき、ぼくはじぶんでたすけたんだ。

こう君もおぼれたんだよ。
そのときね、ぼくがひっぱってたすけたんだ。

だって、こう君はぼくの大切なともだちだからね。



はるちゃんの言葉はプールよりも深し。

記事とは関係ないけどはるちゃんの大好きなハッピーをぺったん。