自然観察会に参加して、広島県の北西部、島根県との県境付近に位置する八幡高原の尾崎谷湿原(標高約800m)に咲いていたマツムシソウ科マツムシソウ属のマツムシソウを木道から撮りました(2007.9.16 11:06撮影)。
始めて見る種ですが、湿原内に咲いているとは全くの予想していませんでした。山渓ハンディ図鑑によるとマツムシソウは山地の草原に生えるそうで、特に湿地に生える訳ではなさそうです。それに、マツムシソウ科は地中海沿岸から西アジアに多いそうで、むしろ乾燥地の植物のイメージがありますが、なぜ、この湿原に生えているのでしょうか?