田んぼの畦に生えていたアカバナ科チョウジタデ属チョウジタデを撮りました(2006.8.30 6:42撮影)。いつも見ていたのに気づきませんでしたが、葉腋に黄色のごく小さな花をつけています。赤い棒状の細長い果実が目立ちます。もちろん田んぼの雑草のひとつですが、これが好みのアカバナの仲間だと判ったら何故か親しみが湧いてきました。午後もう一度チョウジタデを確認に出かけたところ、黄色い花が大きく開いていました(2006.8.30 13:30撮影)。それで朝撮った写真と差し替えました。
アカバナと同じ4弁花のはずなのに、これは何ということか、花弁も萼片も5個ありました。oNLINE植物アルバムで調べたところ、5弁も珍しくないようですね。
アカバナと同じ4弁花のはずなのに、これは何ということか、花弁も萼片も5個ありました。oNLINE植物アルバムで調べたところ、5弁も珍しくないようですね。
日当たりの良い林縁斜面に生えているタデ科タデ属オオイヌタデを穫りました(2006.8.28 6:54撮影)。高さ1m以上で大きいので小さなイヌタデとは明らかに違うことは判りましたが、調べてみると、タデの仲間には他にオオケタデやサナエタデなど種類は多いようですね。山渓ハンディ図鑑「野に咲く花」によるとオオイヌタデの花序の先は垂れ下がるようですが、写真では垂れ下がりが顕著でないため、本当にオオイヌタデで良いか、もう少し調べてみたいと思っています。
詳細確認したところ、托葉鞘に毛がないこと、背丈が1mを越えること、葉は長さ20cmにも達する被針形であることなどから、オオイヌタデに間違いないと判断しました(2006.9.3)。
※oNLINE植物アルバムではオオイヌタデはイヌタデ属になっていますが、山渓ハンディ図鑑「野に咲く花」の分類に従ってタデ属としました。
詳細確認したところ、托葉鞘に毛がないこと、背丈が1mを越えること、葉は長さ20cmにも達する被針形であることなどから、オオイヌタデに間違いないと判断しました(2006.9.3)。
※oNLINE植物アルバムではオオイヌタデはイヌタデ属になっていますが、山渓ハンディ図鑑「野に咲く花」の分類に従ってタデ属としました。
裏山で今春開墾して作ったサツマイモ畑の傍にいつの間にか生えてきた、背丈約1.5mのキク科アキノノゲシ属ホソバアキノノゲシを撮りました(2006.8.27 10:21撮影)。開花したこのホソバアキノノゲシの写真を撮るのは意外と難しいことが判りました。何しろ朝の巡回時(6:00-7:00)にも昼間の炎天下にも閉じており、結局、午前中のほんの2-3時間しか開花しないようなのです。
※アキノノゲシは、山渓名前図鑑「野草の名前:秋冬」によると、葉の形がケシ科のアザミゲシの葉に似ているので、“ケシ”の名前を与え、さらに秋咲きなので“アキノ”をつけたようです。さらに、葉の幅が細く、羽裂しないものをホソバアキノノゲシというそうです(山渓ハンディ図鑑「野に咲く花」p.112参照)。
※アキノノゲシは、山渓名前図鑑「野草の名前:秋冬」によると、葉の形がケシ科のアザミゲシの葉に似ているので、“ケシ”の名前を与え、さらに秋咲きなので“アキノ”をつけたようです。さらに、葉の幅が細く、羽裂しないものをホソバアキノノゲシというそうです(山渓ハンディ図鑑「野に咲く花」p.112参照)。