22年ぶりに『ジュラシック・パーク 』をみた。7日。
オモシロい。文字通り、面白かった。
おもしろいままだった(というべきか)。
映画も、本も、2度目3度目も新鮮で、いろいろ新しい発見があるものです。
右から、アラン・グラント博士(古生物学者)、助手のエリー・サトラー(古植物学者)、
パークを創ったジョン・ハモンド(インジェン社)。
ラプトル・ヴェロキラプトルの誕生を見守っています。
数学者イアン・マルカムとインジェン社弁護士ドナルド・ジェナーロが加わる。
数学者マルカムの存在がオモシロイんです。わたくしには。
「複雑系=いわゆるカオス理論の専門家であり、自然界への敬意に欠け、神の真似事を
しようとするパークの複雑なシステムは必ず破綻すると視察前から主張し続ける」。
それと、もうひとり。
パークのチーフエンジニア、レイ・アーノルド役で(サミュエル・L・ジャクソン)が出ています。
全画面、煙草を離さない・くわえたままです。
マルコムの(ジェフ・ゴールドブラム)と(ジャクソン)は、いわゆる「もうけ役」ですね。
大勢に影響はないけどもね。
あれ!子供たちはどうしたのか。と思うと、このあと出てくる。
ジョン・ハモンドの孫たちという設定、レックスとティムであります。
レックス、しっかりもののお姉さん。コンピューターに明るいとされ、ヴィジター・センターの
ドアロックの復旧を行なっている。ティム、幼いながら恐竜について深い知識を持った少年。
ちょっと生意気だけど。
子どもたちじゃありません。
ハモンドさんとジェナーロさん。
が、これだけ、人間に注目したのは再見のせいですね。
といって恐竜たちは、まったく見劣りしてはいません。
病気で倒れているトリケラトプス、エリーさんが面倒見ます。
ブラキオサウルスは後ろ足で立ち上がり、樹の葉を咀嚼して、レックス&ティムと交流します。
(立ち上がることは骨格的に不可能だそうです)
そして、ティラノサウルス・レックスとヴェロキラプトル(ラプトル)は見事な悪役ぶりを
演じていました。
このあたりをデジカメするのを忘れていました ! そのくらい、引き込まれていたんだろうと思う !?
ラストのヘリのカットはおもい出して撮る !!??
下村麻美さん(シネマトゥデイ)がCG技術のスゴさをお話ししております。
22年前、『ジュラシック・パーク』はCG映像の変革点だった。(編集部:下村麻美)2015年8月6日シネマトゥデイ
22年前、『ジュラシック・パーク』のラストシーンに鳥肌がたったことを覚えている。
「WHEN DINOSAURS RULED THE EARTH」と書かれた横断幕をひるがえらせて雄叫びを上げるT-REXは、
これが最先端のCG技術だ! と見せつけるようなスティーヴン・スピルバーグ監督の姿と重なって、
目頭が熱くなり永遠に忘れられない映像として脳裏に焼き付いた。(「 WHEN DINOSAURS RULED THE EARTH」は
『恐竜時代』という1970年のイギリス映画)
22年ぶりに鳥肌たった!『ジュラシック・パーク』の正当な続編は『ジュラシック・ワールド』
『ジュラシック・ワールド』は『ジュラシック・パーク』のすべてを踏襲している。
『ジュラシック・パーク』でまず最初に恐竜ワールドに心をわしづかみにされるのは、ガリミムスが
草原を駈けぬけるところがパンされるシーンだった。『ジュラシック・ワールド』ではパークの全体像が
パンされていく時に観客の心はこのジュラシック・パークにわしづかみされる。
『ジュラシック・パーク』で狡猾で凶暴だったヴェロキ・ラプトルは『ジュラシック・ワールド』では
飼育されているが、この伏線がラストに向かって生きてくる。
下村麻美さんは、ちょっと感動症とも思いますが、的確に『ジュラシック・パーク』と
『ジュラシック・ワールド』を分析されています。
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