備忘録

同伴者向けの記録です

歌舞伎座

2023年02月08日 | 日記
二月大歌舞伎の一部を2時間ほど観賞したときに、ウォッチング。
舞台が、思いのほか長かったのを、さすがな歌舞伎座と感嘆した。

『定式幕』と呼ばれる引幕。
(幕を引く人が左右に開け閉めするので、引幕という。)
イッキに走り抜けるので、途中で転ばないかと余計な心配をしてしまった。

三色の縦縞のデザイン。
歌舞伎座では、左から「黒」「柿色」「萌葱(もえぎ=濃い緑色)」
幕は、
他に『浅黄幕』『道具幕』『黒幕』『袖幕』『揚幕』・・・などがあるという。


幕間の「幕の内」に幕を次々紹介したが、これ等は緞帳どんちょう(上下に開閉)。
幕の内弁当を食べる此の35分の休憩時間に披露した。
歌舞伎には『定式幕』のみが使われた。




芝居中、バッタバッタと板を打つ音や、チョンと高い音を鳴らして、場の雰囲気を引き締めたり盛り上げたりする効果音が響く。
それが「拍子木」や「ツケ」と呼ばれる木の音。

芝居が始まる時や幕切れの場面でチョンと打つことが多い。終演の際に「チョンチョンチョン…」という拍子木の音に伴って幕が引かれたり、廻り舞台の場面転換の際にも、太鼓などと一緒に効果音としてよく打たれる。

「ツケ」は、舞台上手
(舞台に向かって右側)の端、客席から見える場所に黒い衣裳で座る。役者の動きに合わせて、ツケ板と呼ばれる板に木を打ち付けて出す効果音で、動作や足音、物音を強調する。


歌舞伎座・大屋根の「屋上庭園」
歌舞伎狂言作者河竹 黙阿弥カワタケ モクアミ宅の石燈籠と蹲踞(つくばい)」など。(浅草寺近くにあった) 


奥の丸い岩が「先人の碑
歌舞伎座の屋根

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