映画：「ぼくらの７日間戦争」

12/15 に地元の映画館で観ました。

上映開始週の、レイトショーではない夜の時間帯で、
130名くらい入れるスクリーンに10数名という寂しさです。

シナリオは30年前の同名小説や映画をベースにしていますが、
内容は今風に大きく変わっているようです。当時中学生くらいだった私は
観ていないので、詳細はわかりませんが...

TM NETWORKの主題歌の方はとても印象に残っています。

12/18 あいみょん横アリ

3ヶ月連続のライブ。最初は今日のあいみょん。

今菊名駅に着きました。
20分歩いて現地に向かいます。

映画：「HUMAN LOST 人間失格」

12/7 に新宿歌舞伎町に観に行きました。
21時台の回で、100席くらいの狭いスクリーンは 8割程度埋まっていました。

太宰治の小説をモチーフにしていますが、後から一部の台詞を重ねた感じで
ほぼ無関係です。

シナリオは近未来の日本、人の寿命が飛躍的に伸びて国家が国民の健康を完全に
管理する社会で、生まれる様々な「ひずみ」を、立場の違う主人公たちがそれぞれが
信じる未来に向けて解決しようと試みるが...というSFアニメです。

良くある話で、万人受けはしないと思いますが、細部まで検討されているシナリオと
描き込みで飽きさせず、私は結構良かったです。

後半のアクションシーンのインフレも何とかまとめていて、
シナリオも破綻させず着地しています。

声優さんもヒロインを演じる花澤香菜さんはじめ、未経験の俳優が違和感ある声で
出演、、というところもなく、安定していました。

先にセリフがとられて、後からアニメを作成するという手の込んだことを
していて、たしかに感情が違和感なく絵に載っている印象は感じました。

本：「新章 神様のカルテ」

映画にもなった「神様のカルテ」の続編が出版されていたので、
前から図書館で予約していて、ようやく手元に届きました。

主人公は救急医療の現場から大学病院に移り、研修医をしながら
診療チームをまとめて、大学特有のしがらみに巻き込まれながらも
患者のために働くという設定。

いつもながらの静かな感動を呼ぶシナリオです。

登場人物の言葉のキャッチボールの切れ味も鋭く、

「臨床医に必要なのは、コミュニケーション能力ではなく、
　コミュニケーションをあきらめない能力だ」

「真面目とは、真剣勝負の意味」

などなど、おおっ、と思う言葉がいくつもあります。


主人公の二人の間に生まれた子どもが五体満足ではなかった、
という点も、普通の人以上に感情を重ねてしまいます。

本：「盤上の向日葵」

図書館で借りて読みました。
借りたのは2回目で、前回は時間内に読み切れませんでした。

いつだったかの本屋大賞第2位です。

私も将棋を少ししますので、題材のシナリオは大変興味深く、
その圧倒的な筆致と大胆な展開に引き込まれます。


最近読んだ本の中では抜群に良かったです。
映画化されるんじゃないでしょうか。