ひとつずつチェック開始
オーバーヒートにより水漏れを起こしている為、まずそれを修理する事に。
バラし始めると・・。
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オーバーヒートを起こし熱変形破損したタイミングベルトカバー
ロア部の破片
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/88/2f14a982e719d1db8565f1b43c5ce22f.jpg)
アッパー部も変形
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変形
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/1e/352234ab0c6a0371423c055dced78363.jpg)
溶けています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/15/b7cedf7eec3aceca12f1ed5dcbdd341a.jpg)
熱による変形破損。
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裏側。
タイミングベルトカバーは熱変形、破損し使えないので新品で手に入らないロア部(生廃)は中古ジャンクエンジンを見つけそれから移植。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/da/691c4491422461051cb744de2f6b863e.jpg)
水漏れはウォーターポンプ、軸部。
シール部がオーバヒートで逝ったと思われます。
水漏れの原因を特定し修理。
エンジンを掛けると電動ファンのヒューズが飛んでおり、エンジンチェックランプが点灯。
電動ファンは経年劣化で作動不良を起こしておりそれによりヒューズ破断。
その為、オーバーヒートを起こし関係各部の破損変形となりました。
ファンモーターも生廃の為、急遽中古を探して取り付けいたしました。
電動ファンも回る様になりヒューズは飛びませんでした。
チェックランプは09と言うコードを調べるとシリンダ判別センサーと判りまたばらし。
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カムスプロケットにシリンダ判別センサーの溶けた樹脂部が付着
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オーバーヒートによりトドメを刺されたシリンダ判別センサー
ついでにタイミングベルト、テンションプーリー等も交換しました。
今回のトラブルの引き金はファンモーターでした。
やはり年数(10年超えた物は危険)を経過した物はトラブルを誘発しやすい事が判ります。
オーナーさんに聞くと、実は前兆があったそうです。
今回のトラブル以前に、走行後に必ず回っていたファンの音が聞こえなかったそうです。
トラブルを防ぐには如何に車の声を聞けるかそれが大事と言う様な案件でした。