今年からスウェーデンで開始された新しいレーシングシリーズ
TTA レーシング エリートリーグ 第3戦
がボルボの本拠地イエテボリの市街地コースで開催され、
Volvo Polestar Racingの
Thed Björkが優勝
Volvo Polestar Black Rの
Robert Dahlgrenが3位
にはいりました
第3戦が終わった時点で、
ドライバー・チャンピオンシップの1-3位、
チーム・チャンピオンシップの1-2位、
マニュファクチャラーズ・チャンピオンシップの1位が
Volvoのドライバーおよびチームで独占し、
圧倒的強さを誇っています
ぜひぜひコチラ↓ご覧ください
http://www.youtube.com/watch?v=aUr9I1TS8U4&feature=player_embedded#!
ボルボが提唱する未来の安全技術プロジェクト、
「SARTRE」
(Safe Road Trains for the Environment)
が世界初の公道テストを実施し、無事成功したそうです
「SARTRE」プロジェクトは、
環境への影響を軽減し、スムーズなスピード制御によって
交通安全の向上や車の渋滞回避にも繋がることが期待されています。
また既存のシステムの変更を出来るだけ少なくすることに重きが置かれ、
道路のインフラ整備への変更や車への高価な部品の追加などをせずに
自動運転が実現できるところも最大の特徴です。
さらに、ドライバーが運転中に別の事をして過ごしたり出来る、より快適な環境を
提供することを目指します
SARTRE初の公道テストは、スペイン・バルセロナ郊外で実施
ボルボの大型トラックに続いて、S60・V60・XC60の3台が
6mの車間を保って自動運転で追従。
200kmのルートを走り切り、最高速度は85km/hに達したとのことです
ボルボの運転者が事故や衝突を回避するシステムが非常に有益であり、
追突リスクの軽減が最大42%まで減少するということが、
euroFOTの研究により実証されました
euroFOTとは
欧州各国の自動車メーカーをはじめ、大学や研究機関など28団体で
組織された研究プロジェクトです
(調査いくつかのユニットに分かれて実施されるようですが)
ボルボが参加したスウェーデンのユニットではおもに、
アダプティブ・クルーズコントロール(ACC)をはじめ、
衝突警告機能、レーン・デパーチャー・ウォーニング(LDW)、
ドライバー・アラート・コントロール(DAC)、BLISなどを調査したそうです
18ヶ月にわたる実証実験ではV70・XC70を100 台を使い、
総勢263 人のドライバーがEuroFOT の調査に参加したそうです
全車にカメラとセンサーを搭載しあらゆる走行を全て記録しているようです
その結果、
アダプティブ・クルーズコントロールと衝突警告機能を搭載している車の場合、
『高速道路での前方車両と衝突する危険性を42%まで軽減することができる』
、ということが実証されました
今までにはなかったシステムが日々開発、改良され
予想を上回るようなシステムが車両に搭載されてきている今日この頃
将来、ボルボのような衝突を回避する車がどんどん増え、
世界中での事故が減っていくといいですよね