観に行こうと思っていて、すっかり逃したまま月日は流れ、ようやく観た!
ナレーションが!プロフェッサーX!だったんだね。後から言われて、なるほど、あの落ち着いた温かみのある語りは、確かに。
和声のナレーションは渡辺謙。んー。妥当といっちゃ妥当だから、意外なところを狙って、平井堅とかにやらせればいいのにw
さて、見事な映像美でしたね。
アニメかと思うくらい、自然の早回し録りや、地球サイドからの視点の自然界。
カメラワークも素晴らしく、飛んでるかのような、ロスのディズニーランドのアトラクション:ソアリンのようなシーンもあり。
北極からスタートの地球をめぐる。
ホッキョクグマ、カリブーの群れ、オオカミのカリブー狩り、ゾウの群れ、チーターの狩り、ライオンの象狩り、鶴の群れ、イルカの群れ、ホオジロザメの狩り、クジラ、
大ヤマネコ、アムールヒョウ、ヒヒの水渡などなど。
大ヤマネコはデトロイトの動物園で実物観たなぁ。
なかでも、初見だったのは、鳥類のパフォーマンス。
俺は哺乳類には詳しいが、鳥類は???なので、面白かったわ。こういうディスプレイして、何がダメで、交際断られたんだろ^^?
って思う。水色の目に見えるパフォ。最高だったのにね。ふられてBANZAI!次頑張れYO!w
オカバンゴデルタに雨が降り、湿地帯となった際の、キリンの水をかきわけて歩くシーンは初見!
美しいね。ほんと。
迫力満点なサメのオットセイ狩りは、あれは、一飲みするのかな?それとも、あの歯だから、ガシガシ噛み砕いて食べるのかな。
まぁ、サメはそれでもいいんだけど。
期待のオオカミ、チーター、ライオンの食事シーンがなくて。
はぁ~~~~????みたいな。
愛らしいのは、ホッキョクグマと、キツネの親子。ようやくたどり着いた水場に嬉しさが隠せない象の群れ。
ラストのセイウチ狩りの失敗はせつない。ほんとに切ない。
そして、エンディングで、地球温暖化がもたらす、野生動物への被害。
そう、ホッキョクグマは絶滅の危機。彼らだけでなく、たくさんの動物が危機に瀕している。
特に!海上温度も上昇で、プランクトンの減少っていうのは。
本気でやばいね。っていうメッセージ。
地球の誕生から、生命がうまれだした6億年前あたり。
太陽の光とプランクトンの発生が、地球上全ての生命の始まりであり源であるから。
98分の時間というのもあり、各々、観たいシーンや特筆すべき事など、
自然界の物事は無尽蔵にあるだけに、限られた時間内ですべてを映す事は不可能である。
だがしかし、この限られた時間の中でのドラマを通して、各生物が懸命に生きる姿。
自然の美しさ、野生動物の美しさが描かれており、大満足な作品となっていた。
5年の月日から、最大限の映像技術を駆使したじっくり鑑賞できる。
これまでに見た事のある映像もあったが、なんのなんの。
また、真夏に観たのも良い。
涼しげな氷河の世界。大自然の滝、大空に広がる雲、水の世界。
どれも!夏の涼となる画がいっぱいで。今夏に観たのも大満足。
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