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フィリップ、きみを愛してる!

2011-07-20 11:52:45 | 映画
なんだか、とても微笑ましい話だった。
実話だから、犯罪物語といえば物語なんだけど、アメリカの空気にフランスの題材。
なんとなく脚本がフランス映画っぽいなーと思ったら、やはり。

ラブコメ特有のテンポのよい展開。とはいえ、のめりこむほどの共感部分は無きに等しい。
むしろ、スティーブンの快活さにびっくり。

キャスティングがかなり重要に物言ってる、と思った。
ジムキャリーまさにはまり、上手っていうか、こういうフザケテルようなマジメなような男の人物像に最適。
またユアンマクレガー。微妙に細かい演技と、感情があんのかないのか、否、時にボン!と出るような情緒不安定的な人物像の上手さ。

この二人の演技合戦とも見える。

まーほんと最後はびっくりwだけど、アハハ、なるほどな。

それにしても、すごい。途中でうまくやりきれば、かなりのセレブライフだったのに。
狡猾にやってたのに見境なくなっていく様や、最後のぶっちぎりの脱獄。これプリズンブレイク版としても、パイロット版でやってほしいなぁ。
スティーブンが主役のプリズンブレイク。

さて、デビー役の女性。良く出来た妻というかおおらかというか、なんともw器も心も広い女性。
て、あれ?どっかで見たなこの女優と思えば・・・

17 Again
で出てきた妻役の人。ええええええええ、同い年なの?!俺と。すっかり子供が高校生か大学生くらいの年代なんだなwそっか。

フランス映画のフレイバーもまざってるから、単なるアメリカ映画の馬鹿笑いすっきり系ではなく、
クスッとした笑いを主とした点や、テーマ曲のほのぼのさ。また、空や雲の自然の空気感の穏やかさがところどころに出ていた点も良かった。
淡い映画。久々にこういう淡い映画を観たなぁ。


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