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ブレイク・ビーターズ

2020-02-22 00:00:22 | 映画

ドイツ映画って初めてみたような気がするけど、最初にやはり

音楽は国境を越す♪

っていうことで。しかしながら、国とは政治的な国家であるところから
国外の文化がさえぎられることが、、、、ある、あった。

今の時代の、いや、俺の生きてきた時代の中でも、それを実感することは幸運にもなかったけど、
戦時中の日本でもそう、また、社会主義国家の今作品に出てくるドイツ時代もそうだったようだ。

なんでしょう、すごい、歴史的国家政治力ってすごい、なんていうのかな、表現がみつからないほど、重たい。
計り知れない苦悩がそこにあることが感じられ切ない。

ベルリンの壁がとかれたのは、確か平成始まりくらいじゃなかったっけ?
だいぶ前ほど昔でもなく、ほんの2昔前くらいで、実に、実際にそれまでと国家革命であったことは間違いない。

日本は資本主義国家でアメリカを模倣したかのように戦後歩んできたわけだけど、時代を経て今に至るということがすごく実感できる作品であった。


さて、話を本作品に戻そう。
そう、だから、アメリカ文化が入ってきてはいけないプロパガンダがあって、ってところが戦前戦時中の日本と同じような感覚の開始だった。
そんなの、今の時代の我々や、表現の自由があるアメリカ国家からしたら、びっくり!!???な話だよね。

ブレイクダンスを路上で踊ることが警察に捕まる。なんて。

ただ、やはりそういうところを崩していくのが、若者のエネルギーで、そこには創作意欲から成せるエナジー。
まさにElectric Youth♪

昔の人の保守的思考が渦巻く昔時代。60年代のビートルズのロック廃止やら、70年代のディスコ廃止やら、
まぁ、前進することの弊害もあるけど、固定観念からの破壊は青春をかけた若者の青春物語。
今、普通に観たり聴いたりできるエンターテイメントが先人達のおかげなわけで。ほんとありがとう♪ございます。

というところで、アメリカ映画から影響された若者たちがブレイクダンスをはじめて、
人気者になって、政治的にも使われそうになりながらも、各自が信じる道を進めていく話。

これまで俺が見てきた華やかな成功をまとった、同じような青春群像物語ではない。
かといって、重苦しいほどでもない、だから大きな成功はない。

特別すごいダンス技術や、描写や演出でもない。でもスタントなしで、上手なブレイキングを見せた彼らの
役者魂とダンス魂は評価すべし。コンビネーションのセンスとか良かったよ。4人で魅せるシンプルながらも演出に頼らず、実力のみでみせきるところとか良い!

小さな成功を少しずつ展開させていき、反対していた人たちが同士の気持ちになっていくのが
大きな成功として観れる作品。

それにしても時勢のプロパガンダと、現在猛威をふるうパンでミックの勢いってなんだか似てるような気がしますね。
ヌーの群れが自然にひかれて大移動をするように、人類の歴史も何かに吸引される何かがあるとしか思えない。

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