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藁の楯

2014-11-25 00:25:54 | 映画

公開時から、ちょっと面白そう?!かなと、僅かながらの期待があったが。

実際、途中までの展開はなかなか面白いテレビドラマをみてるようであったのだが。。。。

バトルロワイヤル警察版みたいな。

しっかし、SPの割には。。。。ていうとこや。主人公が誰にあたるのか?というキャラクターの掘り下げの薄さ。
何より、悪者演技では秀逸なんだけど、なんだかそこまで悪者にも見えない藤原達也。病気なんじゃね。くらいな。

大沢たかおが主人公なんだよね?いつもよりは熱く頑張ってたと思う。スマートスマート。声も厚めに出してたし。
しかし、この映画、重たい空気感があるから、もっとどろっとしてくれないと。
いっそ、岸谷五郎と交代すればよかったかも。

松嶋菜々子。番宣やらでは、なかなか活躍しそうだったのに。えええ、そんな間抜けな。。。。。
でも、彼女はもともと、こういう寡黙なキャラのほうが似合ってる。

て、二人ともSPの割には。。。。。ていうウッカリさん。

でもって、岸谷五郎。これまたあっさり、白状。えええええー。ここらあたりからつまらなくなったこの作品。

意味不明につっかかる若手刑事。永山絢斗。なかなか好演だったのに、ラストのチープな台詞。はぁ?

笑えるのは、長江健次!男闘呼組!余喜美子!あたりの出場。
特に前二者。え、これB級映画だったの?A級で作ったのでは?とかすめるほど、懐かしい。
長江はなんか、陣内のコントのようで。

藤原達也はさすがなんだけど、いかんせん、その犯罪の黒さが物語りきれてないまま、展開に走ったから
その黒さに注目する時間がなく、、、展開の中からの黒さをみることでしか。彼の犯罪暗黒心が出ていない!
いや、まぁ、十分ちゃぁ十分だけど。

そして、副題の。全国民のバトルロワイヤル化。
すでに怪しいw顔ぶれが襲ってくるから、バレバレを回避できないって。どうよ。

山崎努の読める展開はさすがに、辟易。観ないで良かったという気持ちから、
ラストシーン。はぁ~~~~?????なにこれ。とりあえず、ハッピーエンドに。

そもそも、収監するまでの道程に、一般も公的人も、皆、犯罪者になっていたあたりで、
守る価値もないし、守っても、収監後この犯罪者はきっと葬られるのよ。ぜったい。
藤原達也を守る価値どうこう以前に、もっと今を把握して、対処すれば、無駄な命を賭さなくてもよかったのに。。。。

伊武雅刀と本田博太郎のとこだけなんだか、安心と安定した演技をみれました。

US版でやれば、もっとマシになったかもしれない。
素材がそこそこ面白い脚本だけに、味付けがもったいない感じ。

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