室温３４℃の時に わたしは……

　この夏はもう、お天気関係にイレギュラーなことが続くこと。
　早い梅雨いり、少雨、あっけない梅雨明け、連日の猛暑猛暑酷暑、局所的豪雨、あげくに竜巻。
　記憶に残る「夏」です。

　わたしも、連日の室温34℃というのにはまいりました。
　家に一人しか居ないのにエアコンを使用するのはすごくためらわれたのですが、生命の危機におちいることは避けなければ。
　温度計とにらめっこして、33℃を超えたらスイッチオンしておりました。
　娘からの情報に寄りますと「涼しいうちから使用して温度を維持する方が、使用電力は少ない」そうなんですが、もう朝、起きたときから暑いから、いつ使用しても同じだったんじゃないかと思います。
　温度の（すこし）下がった室内で何をしていたか？　転居に向けて片づけを！　と言いたいところですが……。
　暑さに体から、汗とともにやる気が溶け出しておりました。
　まだ、時間もあることやから、これはもう、好きなことして暑さをやり過ごそうと。
　で、編んでいたんでございます。
　

　ほ～ら、蛇目というか、はでやかでしょう。


　丸いモチーフを段染め糸で編みまして、つなぎました。

　これを身に纏うとこうなります。



　誰が、いつ、着るんですかねぇ。
　
　わたしが、気が向いたら、家の中で羽織ります！　責任持って。



　ネットで編み図を探しておりますと、チェーンペトゥール編み作品を見つけました。
　定規状の厚紙に糸をかけて編み目を引き伸ばすような、そんな編み方で作るウェアです。



　前後同じように編んでつないで、ベストを編みました。



　綿とポリエステル混紡のテープヤーン使用で軽くて良い感じにできあがり、満足。
　これは妹の一人をイメージして編んだので、プレゼントしました。

　↑このベストと同じデザイナーさんの、別のチェーンペトゥール編み作品も発見したので、続けて編みました。



　これも、前後同じに編んでつないで、半そでセーターに。



　綿100％の糸で、少し重い感じの出来上がり。
　これはもう一人の妹をイメージして編みました。
　深紅が似合いそうな妹なんですが、本人はこういう色の服を着たことがないと言うので、ぜひ着てみて欲しい。


　綿の糸に、キラキラ光る糸を引き揃えて、モチーフを編みました。



　そのモチーフを別の色の糸でつないでつないでつないで、半そでセーターを。　　　



　糸がちょっと足りなくて、着丈が短いものになってしまいました。
　これは、妹たちの中でも一番小柄なものに着てもらいましょう。
　「着てくれるかなぁ。」と言いながら母に見せたら「あの人、着はるで」と言ってくれましたが、さてどうでしょう？

　
　ご存知の方はご存知でしょうが、わたしには4人妹がおります。
　でも、妹用にとここに載せたのは3着。
　ちゃんと4人分編んだんですよ。
　ところが、1着写真を撮り忘れているんですねぇ。
　ここでお見せできなくて、残念＾＾

　このあと、本格的に引越に向けて動く予定なんやけど、逃避行動としての編み物とらくがきは、自分に許したい気分。
　一人でする捨離と掃除は苦行ですからね。