Orizin(旧OM)さんと私にとっては恒例になりつつある「葛飾ダーツの親睦大会」に今回も本日(8/26)、参加してきました。参加者25名、ボード8台。
ハンディキャップの初導入
運営部隊もいろいろ趣向をこらしています。今大会のメインの種目であるシングルス戦に初めてハンディキャップの導入を図りました。事前にカウントアップ10ラウンド、10回戦分の平均を取り、それに基づき会員をA~Dの4ランクに分けています。これを01ゲームに適用します。具体的には同ランク同士ではハンディなし、ひとつ違うと50点、最大150点の差が付くことを目論んでいます。最大差のAランクとDランクのプレイヤーが01を闘うときには、それぞれの初期点数は451と301になります。色々考えますね~!
新ゲーム、ロー・アキュムレーション
これはロー・カウントアップと言い換えた方が我々には分かり易いかもしれません。通常のカウントアップでは総合計の最高得点者が勝者になりますが、この場合の勝者は最小得点者です。アウトボードは20点/ダーツ加算されます。
大きい数字に挟まれたある特定の小さい数字を10ラウンドの長きに渡って狙う訳ですが、試合の緊張の中で投げ抜くのは投てきの安定感は元より、並外れた集中力が求められるのは言うまでもありません。
さて戦果は如何に・・・
皆さんの一刻も早く知りたいところは、結果ですよね。「優勝はできたの? 誰が?」ですよね。
お待たせしました。やはり我がクラブのダーツの星であるOrizinさんです。やりました、優勝を遂げてくれました!! 大会の華である「501シングルス戦」でです。私は以前から彼には優勝できる力があることを何度も繰り返し言い続けていたのですが、矢張り彼がやりました。今回、あつ~い、厚い優勝の扉をこじ開けてくれました。私の予測では葛飾ダーツでも「Orizinの時代」の到来と当分、それが続くのではと思っています。あの安定感、安心感、確実性は葛飾ダーツの中でも群を抜いています。Orizinさん、おめでとうございます。優勝賞品は何だったんでしょう?
闘いの中を少し・・・
彼は全5戦を闘い抜きました。決勝相手は若い元プロです。Orizinさんのために最高の舞台が設定されました。持点は451/501でハンディは50点、ゲームは15R(ラウンド)です。そこは何と言ってもやはり元プロです。3ラウンド当たりで同じ程度の残数に押し込んできました。試合の攻防が13ラウンド当たりまで続き、この時にはOrizinさんと元プロの残数は6と4でした。試合は真に最後の15Rまで続きました。Orizinさんは第1投目で、最後の目標、D3をS3に逸らしてしまい、万事休すかなと(私が)固唾をのみ込みましたが、彼は落ち着いて第2投でS1を刺し、最後のダーツで物の見事にD1を決めました。彼の投てきはボードの真下からほぼ真上のMadhouse(D1の呼称)に見事に移した訳で、私の実力ではこの流れはつくれません。最終ラウンドの真に最後の3投目のダブル上がりでした。これが優勝の瞬間です。実に美しいダブル上がりの瞬間です。Orizinさんは、今晩、美酒に酔いしれていることでしょう。
自分のことも少し触れようと思ったのですが、本稿を今晩中に投稿したいので、省かせて頂くことにしました。でも少し・・・。上記のシングル戦の第3戦でOrizinさんと対戦することになり、その終盤でダブル狙い合戦をさせて頂きました。それともうひとつ、初戦で中年の元プロと対戦することになり、対戦前から歯が立たないと殆どあきらめていた試合でした。ハンディ100の差があったのですが、10ラウンド辺りで第1投目のD3で上がることができました。D3はこれまでの練習でもなかなか入らなかった標的で、思いがけず入りました。この勝利はプレッシャーの差からきているのではとほくそ笑みました。実に気持ちが良かったで~す。
By Harry