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この果てなき空の下で、の出来事

いちこの独り語り。
大好きなスイーツや落語の話を中心に、徒然に。

2014年 1月・小三治独演会@相模女子大学グリーンホール 大ホール

2014-12-06 19:25:15 | 落語会
柳家小三治 独演会
1月29日 18時30分開演

一琴 「牛ほめ」
小三治 「野ざらし」
お仲入り
小三治 「禁酒番屋」
*20時40分頃、終了…時刻メモし忘れ。

★9列50番、右ブロック右端。
8列から階段席に。
端だけど意外と見やすい。
前の席から階段状なので、視界も良好。

★「牛ほめ」も、真打サンの手に掛かればこんなに面白いのかと実感できた一席。
其角の発句を四角いホッケと言い換えた与太郎がツボでした☆☆

★井の頭公園の池のかいぼりの話から「野ざらし」。
かいぼりの話題が出た時点で野ざらし?と期待してしまった。
小三治師匠、いつも以上にノリノリでした(笑)☆☆。

★お酒はあんまり得意じゃないけど、熊本の造り酒屋の米焼酎で作った梅酒・某メーカーの、ワインを醸造させた後の樽で作った梅酒がうまい!…らしいです。
もしかして…の予想通り「禁酒番屋」。
小三治師匠では多分初めて。
酔っぱらっていく役人の描写の滑稽さ、上手いですね~、面白すぎます。
たっぷり30分超、よい噺が聞けました。

2014年・特撰落語会 第二夜@深川江戸資料館

2014-10-26 18:47:53 | 落語会
特撰落語会 第50回〈第二夜〉
1月25日 18時40分開演

開口一番・わん丈 「無精床」
小辰 「鈴ヶ森」
文治 「平林」
喬太郎 「任侠流山動物園」
お仲入り
桃太郎 「ぜんざい公社」
さん喬 「雪の瀬川・下」
*21時36分頃、終演。

★ち列6番、8列目左ブロック右端。
第一・二夜共に購入したからか、二日とも同じ席。

★文治サンの「平林」。
“帯源の帯締めて着物着て坊っちゃん刈り…あ、さん喬師匠かな…違う、桃太郎師匠だ、二人黙ってるとよく似てる、後半は見分けがつかないよ…湯呑み持ってるから桃太郎師匠だ”
定吉が往来で桃太郎師匠と出会う設定。
文治サンが桃太郎・さん喬ネタを入れるのは何度か聞いてる。
聞く度に、申し訳ないけど笑ってしまう…というか、客席全体がウケていた。
すぐ後に上がった喬太郎サン曰く、モニターで楽屋に流れてて、さん喬師匠…あ、桃太郎師匠だってとこでうちの師匠がボソッと、似てねぇよって…今日の出順は何?比べてみようって事?
…これでまた、客席の笑いが再燃。

★さん喬サン、噺が決まらないようで今日の出演者のことを話題に5分ほど喋ったところで、“お師匠さんまだいます?”と袖を確認し、“出直します”と足早に高座を下りてしまった。
なかなか見られない光景。
再び上がるとすぐに「雪の瀬川」。
一気に噺の世界に連れていってくれました。
仕切り直しがお見事でした。

★貼り出された演目、さん喬師匠のところに、太鼓は喬太郎さんでしたとの記載が。
師弟愛なんて言葉はチープすぎるけど、喬太郎サンを見てると時々、さん喬師匠のこと大好きなんだろぅなぁ~って感じる時が、ありますよね。

2014年・東横落語会@ヒカリエホール ホールB

2014-04-06 19:05:42 | 落語会
伊藤園presents 『東横落語会』其の伍
1月18日 18時30分開演

志ん吉 「出来心」
市馬 「二番煎じ」
志ん輔 「幾代餅」
お仲入り
さん喬 「福禄寿」
*20時45分頃、終了。

★F列11番、中央ブロック右から2番目。
E列9~12番が来なかったのでとても見やすかった、ここは床がフラットなので心配していたのだが、よかった。

★6日に聞いたばかりの市馬サンの「二番煎じ」、役人が来た時には結構酔っぱらっている町人たち、宗助さんにお酌を促し、注いでもらってニヤっと笑う役人…みんなお茶目だね。

★風邪をひいて少し鼻声の志ん輔サン。
「幾代餅」、幾代と一夜を共にした後、嘘をついていたことを明かし詫びる久蔵…堂々とした口調が、芝居がかっているようで、むしろクサいくらい。
時々権太楼サンの「幾代餅」と重なる部分があり、同じ師匠から習ったのかもしれないなぁと思ってみたり。

★さん喬サン、冬によくかけるので予測はしていたのですが…やはり「福禄寿」、コチラも年末に聞いたばかり。
ただ、さん喬師匠にとって思い入れのある噺のようです。
ぺーぺーの自分にとって凄い舞台であった東横落語会、そこで圓生師匠がおやりになっていたのが「福禄寿」、この噺との出会いなのだそう。
その「福禄寿」を【東横落語会】で出来るとは!…そんな特別な思いを込めた渾身の一席でした。

★季節的に仕方がないのでしょうが、ホール内の乾燥がすごい。
喉が渇くのではなく、皮膚から水分が奪われていく…お顔がカピカピに…。

★入口付近でコチラに手を振っている方がいて、誰?と思って進んでみたら知っているスタッフの方ですごい驚いた!
前回来た時にはいなかったし、前日に別の落語会でお会いした時にも特に話題にならなかったので。
“さん喬師匠だから、いらっしゃるんじゃないかと思ってました”…動向が読まれてるらしい(笑)。

2014年・桂米團治独演会@銀座ブロッサム

2014-04-06 17:30:39 | 落語会
《噺小屋新春スペシャル!》
桂米團治 独演会
1月17日 19時開演

團治郎 「狸賽」
米團治 「鷺とり」
南天 「動物園」
米團治 「崇徳院」
お仲入り
米團治 「小倉船」
*21時04分頃、終了。

★4列19番、中ブロック右から4番目。
元々年齢層高いのだけど、特に周りが高い気がした…気が滅入るわぁ。
仲入り・終演後のモタモタ、勘弁してほしいデス。

★上方の「鷺とり」は多分初めて。
当然東京のとは逆で、上方雀の中に江戸っ子雀が飛び込んでくる。
聞き慣れない米團治サンの江戸っ子口調は、ただ喋っているだけで笑える~。

★南天サンは多分、襲名披露以来。
口調もいいし、もっと聞いてみたいけどなかなか機会がなくて残念。

★米團治サンの「小倉船」、聞いたことあるけど何処で聞いたのか思い出せない。
よくある船旅のわいわいガヤガヤからファンタジーっぽい展開へ…不思議な噺。
海中を泳ぐ仕草の上手いこと!
途中の盛り上がりのわりにサゲが分かりにくいせいか、一瞬静まり返ってしまうんですね、この噺。
…そういう私も、初めて聞いた時は猩々(しょうじょう)を知らなくてポカンとしてしまったのだけど。
米團治サンもサゲの後“解らない人は『米朝落語全集』読んで”と敢えて解説はせず本の宣伝してました、上手いな~。
次回は6月末、楽しみ♪

2014年・府中の森笑劇場@府中の森芸術劇場 ふるさとホール

2014-02-04 18:43:13 | 落語会
第205回 府中の森笑劇場
東西若手花形の会〈昼の部〉
1月11日 14時開演

笑福亭笑助 「延陽伯」
古今亭菊之丞 「親子酒」
柳家三三 「妾馬」
お仲入り
ナイツ 漫才
桂米團治 「親子茶屋」
*16時15分頃、終了。

★A列30番。
中ブロック右端、A列は右ブロックなし。
前でも端でも、結構見やすい。

★朝、京王線で事故があってダイヤが乱れているのは知っていたけど、たいして早くには出られず結局ギリギリに。
駅到着が13:53、めちゃめちゃ走って13:57に着いた(笑)、やれば出来る!!

★米團治サンが出る会で前方に笑助サンが上がると“ハメモノ担当要員も兼ねてる!? ”って勝手に思っちゃう私…。
「延陽伯」、名前が長すぎて風呂屋が閉まっちゃうと切るのはよくあるけど、そこにオチがつく形は初めてかも…以前笑助サンで聞いてるような気もするけど…。

★菊之丞サンは、府中での昼夜の間に鈴本でトリとって戻って来るのだそう…大変ですわね。
ちなみに府中・夜の部は菊之丞サンがトリだったようです。
三三サンが出番前に跳ねた音が凄い響いてて、なんか可笑しかった。
「妾馬」、長屋の者が口々に豆腐屋の倅の鰤のアラのいたずらの話をするのだが、何度も聞いてると、ダレる。

★ナイツ・塙サンの桂子師匠の真似が、以前聞いた時よりもめちゃめちゃ似ていて笑った~☆
“年々似てきてるんですよ、ほぼ完成形”という土屋サンのコメントも笑える。

★漫才の後、回り舞台で見台・膝隠しの置かれた高座が登場するも、前座サンがそれを下げる…なんてこった(笑)。
米團治サン登場するなり“さっき三三サンも仰った、落語界のぼんぼんでございます”で客席大ウケ。
というのも、三三サンが「妾馬」のマクラで“二代目なんて殿様も落語家も一緒、みんなボーッとしている…言っときますけど、東京だけですよ”と、普段の通り喋った後で慌てて追加訂正していたので(笑)。
“この流れだと言っちゃう?…うわ~言っちゃったよ、どうするどうする”とハラハラしながら私は聞いてました。
ぼんぼんつながりで、久々に「親子茶屋」。
この噺、サゲ言っても客席ポカンとしてること、多いですよねぇ(笑)。