一錦金鋒の読書防備録と生活奮闘記

読んだ本の紹介、感想。たまに日常に起こったことの記録

豊田圭一著 引きずらない人は知っている、打たれ強くなる思考術

2016-10-19 13:36:55 | 書籍
☆本を読む目的
現在、人生のピンチに立っている自分が、これからの人生において打たれ強くなり、逆境を乗り越える術を得るため。


質問①そもそも「打たれ強さ」とは何か?

質問②打たれ強くなるには、どのようにしたら良いか?

質問③打たれ強くなると、どのような効果があるか?





質問②の答え
P12~
ユニクロの社長でさえ「10回新しいことを始めると9回は失敗する」という。それなら凡人はもっと失敗して当たり前だと思え。
その失敗を受け入れた上で分析すること。
「無駄な失敗」ではなく、「後で力になる失敗」をすること。
最後に成功したら、それまでの失敗は良い失敗だったことになる。


失敗して落ち込まない人はいない。

P24
離婚を前提に結婚する人はいない、倒産を前提に企業する人はいない。
適度なストレスは自分の味方。
世の中は諸行無常である。


P29
想定外なことは起こるもの。
想定外なトラブルは自分を成長させるものと考える。


P34
ダメならダメで仕方ない、とにかく最善を尽くす。
あることが当たり前でなく、あることは有り難いと気がつくうように。

P53
謙虚になれば、人は誰からでも学べる。
人間関係の改善は自ら動く。
自分はチンピラなんだ、失敗したって大したことではないと思え。


P59
どんなことでも逃げないで戦おう・・・・と思ってはダメ
逃げる時は逃げる

※自分が、何事にも逃げないで戦っていた末、体を壊して現在会社からリストラされかけている。
 体が資本、逃げるときは逃げないとダメだとつくづく感じた。


P75
何かをすることでやる気を出す。

P89
言いにくいことを伝えようと思ったら、上手く言おうとしないほうが伝わる。


P95
緊張しない人はいない、緊張したときほどゆっくり動く。


P100
人と違うことは価値となり、自分に自信を与えてくれる。
自分の強み、特性に目を向ける。






質問③の答え
P111
仕事のやり方に正解は無い。目の前のことに一生懸命に取り組み、最善を尽くした結果から学び、失敗を繰り返して進化する。


P123
すべてのトラブルには着地点がある。
辛いことはいつまでも続かない。必死になれば、応援してくれる人は必ずいる。

P131
どうしようもなければ逃げるという選択肢を持つ。
逃げるのは卑怯ではない。

P133
他人と過去は変えられない
※これは肝に銘じておくべき言葉と感じた。
どうしても過去を後悔する癖、他人のせいにする癖があるため、考え方を変える必要がある。
今の環境に固執しない、逃げた後の頑張りが逃げを良い結果に変える。


P141
たくさんチャレンジすることで自信をつける。
自分を低く見積もらない。
※どうしても「俺なんか」と考えてしまう癖、直そうと思えたページであった。


P168
仕事は楽しいものと念じると良い。
怒られたら、改善のチャンスと考える。
※これは難しいが、「念じる」という言葉から日頃心得ておく必要があるということだろう。


P182
※へこんだときは、成長の機会だと思うようにする。
※感情と事実を切り分けて、へこんだ理由を言葉にして説明する。
※凹んだ状態を解消できる理想の自分について、文字やイラストで落書きする。
※1,5,10年後という未来の視点で現在と見てみると、「あの出来事のおかげで今がある」と考えられる。
※10年日記を続ける(これは難しそうだ)
※自分の不甲斐なさをとことん嘆いて、後は諦める(効果がありそう)
※リラックスできる曲をかけて瞑想する(私には座禅のほうが合っているようだ)



感想
当然のことだが、メンタルが弱い人間が画期的に強くなる方法、薬なんて存在しない。
これらのことを一つ一つ肝に銘じて、念じるように自分に言い聞かせるしかないと思った。
打たれ強さとは何か?は結局分からなかったが、理屈では無いのであろう。



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