一錦金鋒の読書防備録と生活奮闘記

読んだ本の紹介、感想。たまに日常に起こったことの記録

佐藤富雄氏著 自分を変える魔法の口ぐせ

2016-03-13 16:46:30 | 書籍
最初の本は、私を読者に目覚めさせてくれた本です。

古本屋でたまたま手にとった本。
別な本のついでに購入したのですが、読んでみると今の私にぴったりの話題。

印象に残るフレーズがかなり多い本でした。



※自分が「快」になる言葉を使うと「負けグセ」が消えている

本当かどうかは実戦中ですが、人生消化試合だった私の人生にほんのり光が見えた言葉でした。

私は自虐癖があるため、物事をネガティブに考えてばかりです。
それが上手くいなかい理由では?と気がついた言葉。
仮に当たりでなくても、ポジティブに考えたほうが精神衛生上良いので、信じることにしました(笑)

悪い口グセをチェックし、それをポジティブに変える方法の紹介も印象的でした。

「すいません」と言わず「ありがとう」と言おう。
「疲れた」ではなく「頑張った」と言おう。
良くないことがあっても「これで良かった」とつぶやこう

そうすると自分の脳に良いそうです。


また、私にとっては金銭的な言葉を治す必要性が多々ありました。

「貧乏暇なし」
「お金に縁がない」
「お金ばかりが人生ではない」

こんなことをよく言ってる私は、以来お金に関しては嘘でも良い考えをしようと心がけるようになりました。
そういった想像体験の良さも語っています。

「収入を増やしてもっと楽しもう」
「お金に余裕のある話は良いものだ」
「貧乏暇なし」ではなく「退屈知らずのお金持ち」
といった言葉を優先的に使う。

自分にはお金があると思い込み、そのように振舞うと効果があるとか?
お金は生きるためには無くてはならないもの。それまでお金持ちを妬む心がどこかあった私ですが、それもこの本のおかげでなくなりました。
それまでテレビに紹介されるセレブの話が大嫌いだったのですが、反対に「自分もこうなりたいな」と純粋に観られるようになりました。
少しは素直になれたのかなとも思います。

「新聞紙で300万円分の札束をつくり、バッグに入れてお金があると思い込んでお金持ちになった人」
「買えない億ションを見て回るのが趣味だった人が、本当に買ってしまった」
嘘か誠か疑ってしまうようなエピソードも、読んでいて飽きさせませんでした。


「言葉は上手に使うほど増えていく財産」というフレーズも印象的でした。
そのためには本を読んでボキャブラリーを増やす必要があります。それが私が読書に目覚めた理由です。


とにかく、この本で私の諦めモードが大いに緩和されたのは間違いありません。(まだ若干残っていますが)

今までは仕事も上手くいかず「貧乏暇なし」が口癖だった私を奮い立たせてくれた本でした。
これでダメでも、何もしないよりは何か行動したほうが良いですもんね!!

「一冊の本で人生が変わった」という人がいますが、私にとってこの本がそうあるのを願います。いや、そうだと信じて生活します。