11月4日、予報は晴れ、3連休で一番好天に恵まれるとの予報でしたので、本日に決定、今年は週末ごとの雨、台風襲来と山歩きにはあいにくのお天気。
ただ、晴耕雨読ではありませんが、山歩きができない日には美術館や各地の催し物に足を運ぶ楽しみもできるので、それはそれで悩ましい。
先月10月は、北九州市立美術館で「藤田嗣治展」、長崎県は波佐見、中尾郷の「秋陶めぐり」と足を延ばすことができました。
11月4日7時過ぎの牧ノ戸峠のお天気は小雨、気温9℃ レインウェアに身を包み入山する人たちを横目に
雨があがるのを車中で待ち、8:15 とりつきます。
山肌は褐色に彩られていました。
扇ヶ鼻分岐近くの登山道、何とも言えない芳醇な落ち葉の香りがします。
葉っぱごとににおいが違い、甘く香る葉や木が朽ちた香りがするのも有ったりと
雨が一層香りを引きたてているようです。
この時期としては暖かい気温ですが、本日は風が強く、
レインウェアを着たいのですが、くじゅう分かれの避難小屋も人でごったがえしているので、
いけのこやまで、寒さと指の痺れを我慢しながらの山歩き。(反省)
ガスがとぎれると 中岳の雄姿
池の小屋で30分ほど待機しましたが、風は止むどころか強くなるいっぽうなので、
フリースを着こみ、レインウェアをはおり下山します。
扇ヶ鼻分岐より沓掛山を望む
ガスがとぎれ日が射すと紅葉した木々が鮮やかに見えます。
ガスの移動とともに、日差しも移動すると、鮮やかな景色が次々と場所を変えライトアップされるようで
スペクタクルな展開に思わず足を止めて見入ってしまいました。
晴れるにこしたことはありませんが、本日はまた違った楽しみを改めて覚えてることができました。
今年は紅葉が10日ほど遅れているようなのでまだまだ見応え十分です。
鍋谷、日が射してなくてもこの様子。
豊饒な地、飯田高原の秋姿。
このお天気でも遠来の方々は嬉々として山歩きを楽しんでいました。
皆さんにとって秋の楽しみは何になるでしょうか?
食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋・・・・・・
頂上の紅葉のピークは過ぎましたが、山裾は全山紅葉してきれいな時期を迎えています。
本日も立ち去り難いくじゅうでした。
牧ノ戸登山口 12:40 曇り 気温12℃ 静穏
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