長崎 探訪 残暑の一日 2011.09.18～19

母方のお墓参りで長崎へ。3連休ということもあり、宿をとっての観光気分。
お天気は台風の影響もあり、あいにくのお天気。福岡を発つころは雨模様でしたが長崎に近づくにつれて、やや持ち直してくれました。

せっかく来訪いただいたのに山ネタでなくてごめんなさい。

さて、今年の夏、週末ごと雨や台風で山行がなかなかできず、こればかりは自然現象なので

いかんともしがたい。

今週も台風15号がウロウロ、ノロノロと勢力を強めながら日本列島上陸を狙っているよう？

です。

 

小雨そぼ降るお天気も、原爆資料館拝観を終えるころには雨も上がってくれました。

昼食を済ませ出島あたりに来ると、「観光丸」が停泊していました。

NHK大河ドラマ「龍馬伝」で主演の福山雅治氏が乗船した、あの「観光丸」です。

カメラを向けるとその観光丸の向こうに「し・ら・せ」の文字が・・・・

南極観測船？しらせ？？？？？が・・・

まったく思いもよらない遭遇でしたので、事実を飲み込むまで半信半疑で、

船体真横に来るまで頭の中は「？？？？？」状態でした。

しかし、乗組員の方々を拝見したあたりから事実が飲み込め、

急に「ワクワク」と胸が高鳴ってきました。

軟弱山登りの私ですが、その私にもなんちゃって”アルピニズム”がある。

山を識ること。

引き返す勇気を持つこと。

自分の限界を超えること。

それより何より「山を楽しむこと！」

で、自分の限界を超えることというのは、なかなか経験することはできない。

しかし、カテゴリーは違うが、冒険というか未踏の地へ挑戦する”ドキドキ”する気持ちは

海も山もまったく一緒で、ましてや「南極」という過酷な気象環境で未知の地を感じさせて

くれる観測船が今自分の眼前に鎮座している。

幸運にもお隣の長崎県美術館では、白瀬中尉の生涯・南極探検について紹介されていました。

南極の氷。おこちゃまに混じって南極の氷をなでなでする大人気ない”はっち”でした。

美術館では以前、越冬隊員だった大学教授と思しき方から声を掛けていただき、

一時間ほど貴重なお話を聞かせていただいた。（ラッキー！！！）

その方は白瀬隊の詳細を出版されるとの事で、男のロマン（古っ！）溢れる

鳥肌が立つようなディープな内容だった。

グラバー園にて・・・

来月は「おくんち」で賑うことでしょう・・・

翌朝は伊王島へ

短い滞在でしたが、いつも訪れる度に発見がある長崎です。