文と不呂愚、私とPogosyan

異形の蒐集
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初心者がBeagleBoard1 出会いと購入まで

2010年02月11日 18時49分28秒 | BeagleBoard
BeagleBoardを購入してしまったので、こいつとの格闘を不定期に閑談してみようかと思います。

BeagleBoardを初めて知ったのは日経Linuxの記事でした。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Keyword/20090530/330997/
まさにこの記事を読んだからと言うわけではないのですが、BeagleBoardというものの概要はこちらを参照してください。
簡単に言うと小型のコンピュータ基盤です。

惹かれたのはまず小さいこと。
約8センチ四方の基盤にLinuxを動作させるだけのアーキテクチャが揃っている。
一年ほど前に初めてwindowsマシンを一度自作して、そのときは面白かったんだけど、そのマシンが安定してしまうと、それほどそれを拡張していく欲が沸き起こらなかった。
動くからいいじゃん、て。
たしかに技術は日進月歩で、一年もすれば主流の規格が変わっていたりする。
メモリ規格がDDR2からDDR3へ移行してきているようだし、CPUもどんどんマルチコア化していっている(仮想的にだろうと何だろうと)。
でもそれらを変えたからって利用する分には何の変わりもないのではないかと思ってしまうのだ。
実際今使っているマシンに不満はないわけだし、vistaが快適に動いているくらいだから、これを高いコストかけてどんどん最新化していくことよりももっといい金の使い方したいなと思っているんです。
じゃあPCアーキテクチャに興味ないんじゃないのと言われそうだけど、そうでもなくて、実際に手を動かして組み立てていくことは普通のデスクトップPCだったら一度やれば十分。その後の手入れとか拡張は必要なときにやればそれでいいのだ。PCジャンキーではないし。

それよりも一風変わったことがやりたい。意外にあっさりwindowsマシンできちゃったしとそう思っていたときにBeagleboardへの誘いの記事を読んだわけです。
あった。この記事だ。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20090209/324498/
何度も繰り返してますが、早くも自作PCにこの記事の筆者と似たマンネリズムを感じてしまった僕は、一気にBeagleBoardなる基盤に惹かれました。
「パイの実」の箱に入るくらい小さい。んで安価、高性能ときては(まったく記事の内容を鵜呑み)やるしかない。しかもLinuxかぁ。面白そうだ。やってみる価値はある。そう思ったわけです。

でもやるぞと決めてからが長かった。注文したときにはざっと半年は経ってました。しかも一回は在庫切れで注文キャンセルされちゃったし。
それをこのたび再度注文し、運よく在庫もあったので気づいたらアメリカから届いてました。はい。
注文の仕方は公式サイトhttp://beagleboard.org/から「BUY」→「Digi-Key(world-wide)」→「BuyNow」などとぽちぽちしていけば届きます。
ちなみにこのDigi-Keyは日本語サイトもあるので、そちらのほうがいいかもしれません。
驚きました、今のところ在庫は214個あるようです。僕が注文したときは4個でした。
買うときには他の方が書いたblog等を参考にしました。 http://www.fumi2kick.com/komekame/archives/359など。購入理由が問われる部分が難関かと思いますが、僕の場合は本当かどうかは構わず、「アクアリウムを低電力でネット生放送するためのサーバとして使用」というような意味のことを書きました。かなり具体的に書くとよいと思われます。すると注文完了・配送メール以外は何の音沙汰もなく自宅に届きました。

つづく。。