I Feel Free

聞いてみた音源を適当に書きます

Happy Birthday Eric / March 30, 2004

2010年03月30日 | Eric Clapton '00~
Eric Clapton
Schleyerhalle, Stuttgart (Germany) 30-Mar-2004

01. Let it rain
02. Hoochie coochie man
03. Walk out in the rain
04. Bell bottom blues
05. Change the world
06. When you got a good friend
07. Milkcow's calf blues
08. Kind hearted woman blues
09. They're red hot
10. I shot the sheriff
11. Have you ever loved a woman
12. Got to get better in a little while

(DISC 2)
01. I wanna little girl
02. Badge
03. Wonderful tonight
04. Cocaine
05. Layla
06. Sunshine of your love (Encore, w/ Robert Randolph)
07. Got my mojo working(Encore, w/ Robert Randolph)

Eric Clapton Guitar, Vocals
Nathan East Bass, Vocals
Chris Stainton Keyboards
Steve Gadd Drums
Doyle Bramhall II Guitar, Vocals
Billy Preston Keyboards, Vocals
Sharon White Backing Vocals
Michelle John Backing Vocals

僕にとって3月30日は特別な日が重なった日。
ひとつはもちろん、敬愛するEric Claptonその人の誕生日ですが
もうひとつは永遠に愛することとなる人の誕生日です。

その日ジャストに行われていたコンサートの音源。
私にはもう、一生の宝物です。
2004年ツアーではトップではないもののかなり上位に入る
素晴らしいデジタル・オーディエンス録音。

しかもこのときはアコースティック・セットなしの
オールスタンディングであること。
そしてやはり敬愛するビリー・プレストンが参加していること。
ソロの楽曲こそないですが、彼の素晴らしいオルガンが表に出た
このツアーはEric Clapton With Billy Prestonのコンサートとあえて言いたい。

そして、オープニングがなんといっても「風よ吹け」!
観客のHappy Birthdayの合唱の中、最初から「Thank You!」と珍しく上機嫌。
01. Let it rainからビリーのオルガンが冴え渡り、エリック師匠も飛ばしています。
03. Walk out in the rain はビリーのサポートがまたたまりません。
耳タコの04. Bell bottom blues もこちらは03年日本公演に続くエレキバージョン。
06. When you got a good friend から始まるロバジョン連打もたまりません。
07. Milkcow's calf bluesもいいがやはり前半のハイライトは
08. Kind hearted woman blues ですな・・・表現に困ります。
09. They're red hot で盛り上がった後に
ハズレなしの10. I shot the sheriff!ここもリラックスした伸びやかなギターソロがカッコいいです。
そしてスローブルースの11. Have you ever loved a woman からこのツアーの目玉と言える
12. Got to get better in a little while のドミノス連打はおそらくドイル君のお手柄でしょう。
後半のヒット曲は別に言及するまでもないですが
とにかく非常にいい雰囲気のコンサート!それが音でも感じられます。
演奏がみんないい意味でとても気持ちいい!
激しい熱い演奏とはまた異なったええ感じのライブが楽しめる好音源です。

大切な人と大好きなエリックの誕生日、リアル初恋の人の誕生日が重なるのは
出来すぎた偶然かもしれませんが、その中でも特別中の特別な2004年3月30日に
こんな素晴らしい演奏をしくれていて、こうやって音源が残されていることに感謝です。


Jack is a boy /チューリップ

2010年03月30日 | my favorite songs
Jack is a boy /チューリップ


今日3月30日と言う日は僕にとって特別な日が重なった日。

中学生になり、僕は転校することになった。
最後の登校日、筆箱に猫の絵の栞が入っていた。
すぐに誰が入れてくれたか分かった。

僕は小学生のとき猫を買っていた。
その猫が帰ってこなくなると、決まって
近所の弥生ちゃんが連れてきてくれた。

「終わりの会」で転校前の挨拶を終えたあと
彼女に言われた。
「元気でいてね」
僕は何もいわずうなづいた。
いいたいことがあったけど言えなかった。

高校生になり、僕はスポーツの名門校に進むことになった。
地元で少し有名になったあと、思い切って彼女に手紙を書いた。
ひとこと「会いたい」とだけ書いて。
彼女からの返事はなかった。

高校3年生の夏、地元で開かれた全国大会。
地元の大声援の中、僕は思った結果を出せず、グラウンドに倒れて泣いた。
翌日の新聞にも「どうした○○」「○○は失速」と書かれた。
同時に僕の夏も終わることになった。

しばらくして、一通の手紙が家に届いた。
「残念だったね。でも、あなたがここで走るなんて思ってなかったよ。
別人かと思った。閉会式でホルンを吹いていたの私だよ」
差出人は書いてなかったけど、誰からかすぐに分かった。

返事を書いたら今度は会ってくれるかな…
でも、返事を出すのはやめた。
その後も、結局彼女には会えなかった。

ずっと昔の話ですが、この曲を聴くとその人との幼い頃を思い出します。
そして今日3月30日はその彼女の誕生日。

Eric Clapton- Lonely Stranger (live)

2010年03月26日 | my favorite songs
Eric Clapton- Lonely Stranger (live)


この曲も僕にとっては特別な曲。
リリースされた少し後の93年は僕はエジプトを放浪していました。
当時CDWalkmanで砂漠の中でナイル川を見ながら、この曲を聞いていました。
エジプト人がどうも好きになれず、
かといって人恋しさに日本人宿やたまり場に行っても
そこにいる日本人ともどうも合わない。そんな中で
「このアフリカ大陸で俺のこと知ってる人は誰も居らんのやな」と
寂しくなったとき、心の隙間にすっと入ってきてくれた曲でした。
以後僕の旅は中南米に移るのですが、そこでもこの曲はずっと旅の相方でした。

改めて聞き返しても
いろんな思い出が頭をよぎります。

アンプラグドはエリックのスタイルからすると「異形のアルバム」で
当時息子さんを亡くされたエリックと言うのがあまりにも大々的に広まり
さらにグラミー騒動とその後のクラプトンブームと
いろんなフィルタが入ってしまったアルバムで
旧来のファンにも賛否のいろんな意見があります。
でも、そこの演奏、一つ一つの楽曲チョイスそれは
やはり紛れもなく70年代からのクラプトンそのもので
その素晴らしさは何ら他のアルバムと変わるものではないなと
改めて感じました。

Freddie King /January Sound Studios 03-31-75

2010年03月23日 | Blues
The Incomparable Freddie King (The Texas Cannonball)
January Sound Studios Dallas, Texas
March 31, 1975

1. KZEW Intro (Ken Rundell)
2. Big Legged Woman
3. Woman Across The River
4. While The Moon Is Shining Bright (???????)
5. Ain't Nobody's Business
6. Key To The Highway
7. Hideaway
8. Goin' Down
9. Early One Morning
10. Come On (Part III)
11. Have You Ever Loved A Woman
12. KZEW Outro / Lone Star Beer Commercial

Freddie King - vocals, lead guitar
Unknown - rhythm guitar
Benny Turner - bass
Deacon Jones - keyboards
Unknown - drums

巨匠フレディー・キング晩年の1975年3月、ダラスでの音源。
FM音源ですがこのままリリースできそうな良好な音源です。
観客少々のスタジオライブと言った感じで歓声は曲間に少し聞こえるのみで
ほとんど聞こえません。
5. Ain't Nobody's Business
6. Key To The Highway
7. Hideaway
11. Have You Ever Loved A Woman
に代表されるように後のクラプトンのステージで重要な位置を占めるレパートリーが満載です。
5. Ain't Nobody's Business
はクラプトンの93年~95年ツアーを代表するナンバーですが
こちらはピアノなしでよりブルージーなアレンジでまったく別曲のような感じ。
6. Key To The Highway
コレはDominosのLaylaに素晴らしいバージョンが入っていたのですが
こちらもやはり素晴らしいの一言。
最近のクラプトンのステージのアレンジはこのバージョンに近く
クラプトンファンにも聞きやすい。
4分少々と短いですが存分に素晴らしいギターを堪能できます。
7. Hideaway
こちらもクラプトンファンには思い入れの深い曲ですが
やはり悪いわけはないです。
師匠の演奏、スタートから飛ばしまくってます。
このあたりから完全に乗ってきて、もうフレディーの世界。
本当にこの現場で聞きたかったな。
8. Goin' Down
ここでもハイテンポでがんがん押してきます。
9. Early One Morning
ここで一転スローブルース。
半ばと最後のソロはかなりキテますし
ボーカルもツインボーカルが渋い!
10. Come On (Part III)
ここでまたテンポアップ。
このあたりは本当にこのDiscの最高潮。
11. Have You Ever Loved A Woman
そしてまた一転スローブルースできます。
コレもクラプトンでおなじみですが
中盤からいきなりブギに転調、これもかっこいい。

と言うことでクラプトンのレパートリーとなった曲のあたりが中心ですが
音良し、演奏良し、セットリスト良しの3拍子揃った好音源です。

THANK YOU, BABY

2010年03月21日 | my favorite songs
THANK YOU, BABY


最近ずっと更新していなかったのに結構アクセスしてくださっている方が居られ
ありがたい限りです。
最近いろんなことがあって、昔聴いていた音楽をむさぼるように集めて聞いています。
80年代の邦楽が中心なのですが、20年以上聞いていない曲がほとんどで
当時の記憶と匂いまで思い出させてくれます。

そんな曲の中でダントツの一番がこの曲。
昔はまりまくったドラマがマチャアキ・夏目雅子の西遊記
夏目さんは初恋の人と言っても良いくらいの存在でした。
その西遊記でポイントになるシーンで流れていたのがこの曲。

今聞いても胸が切なくなり涙が出てきます。
大好きだな。

と言うことで久々に更新したのに皆様の期待を見事に外してすみません。