兵庫県難聴者福祉協会のブログ

兵庫県難聴者福祉協会から情報をお伝えします!

市町訪問 その1

2009年10月11日 | 兵庫県難聴協会(執行部)からのお知らせ
こんにちは。
1週間のご無沙汰でした。koshirooです。
市町訪問のご報告です。初回は加西市の巻です。

加西市

 訪問日 平成21年9月11日(金)
 県障害者支援課 課長
 県難聴 川野理事・藤田理事
 情報保障 加古川要約筆記サークル たんぽぽ2名

 加西市 市民福祉部長 
     市民福祉部社会福祉課長代理
     市民福祉部社会福祉課係長  

1.県障害者支援課課長が21年度支援課9月10日付作成の各市町担当課長宛の要約筆記奉仕員派遣実施についてのお願い文書を手渡し、今回の訪問主旨について説明され、加西市要約筆記奉仕員派遣事業の実施要請と未実施なので取り組みが1番だが市町を越えた派遣を。今年度からひょうご通訳センターを作ったので市町で対応できないときはセンターに依頼してもらえば派遣できる。という説明をされた。

2.川野・藤田理事より要約筆記の必要性と難聴者のおかれている現状などについて様々な事例をあげて説明した。都市部に比べて加西市の難聴者は要約筆記者の存在を
知らないのではと指摘し、難聴者に対して行政から啓発・啓蒙を是非にとお願いした。
加えて平成21年度における要約筆記者派遣事業と養成事業について予算措置配慮の要請をした。

3.加西市からは
  ・福祉課窓口には手話通訳者が1人常駐している
  ・要約筆記者のことは理解している
  ・相談などで難聴者は来られない
  ・市には身障者団体はあるが目立った活動はしていない
  ・県の方で研修があるそうなので行ってみたい
  ・市長の決済がおりれば要綱を作り10月でも12月からでも
   取りかかりたい
  ・ニーズがあれば通訳センターを介して派遣を考えるように
   したい等々…。
話し合いの中で感じたことは、昨年訪問したときより前向きに考えてくれていると思う。そして、当事者である難聴者の声があがっていないということもあり、加西市難聴者には啓発イベントなどが必要であることを痛感しました。

 



 


最新の画像もっと見る