お休み前のBLOG。

息抜きの海外旅行にも行けず、特急ひたちで東京と浜通りを行き来する平凡な日々を描くブログです。

パタヤで運転免許を取得してみた(1)

2017-09-13 | バイク免許を取ってみる

この記事の2年後(2019年)にノービザで運転免許を更新した記事はこちらです。

はじめに

 年に数回パタヤに来て、移動のためにバイクを借りて走り回っている。もちろん国際免許を取得して携帯しているのだが、この国際免許証はパスポートよりも大きいのでできれば持ち歩きたくないなと思う。

 そんなある日、こちらのブログ記事をみて、旅行者でも国際免許からの切り替えが可能であることがわかった。しかも2年間有効とのことで、国際免許を一年分パスできる(もちろん、他国で運転する予定があれば別)ので、いろいろとメリットはありそう。

 とはいえ、参考にしたブログ作者さんは観光ビザを取得して、月単位で宿を取られているらしいので、1週間の滞在で取ることができるのか…。

申請に必要なもの

 参考にしたブログには以下のものが必要とあり、それぞれどのように取得したかを簡単に書いた。詳細はその後で。

  1. パスポート原本とコピー:免許取得と、後述の居住証明取得にも必要なので、イミグレーションでの居住証明申請の際、イミグレーション隣の代書屋(?)でまとめてコピー。(2箇所×3組、1枚5バーツ)
  2. 国際免許証とコピー:陸運局向かいのコピー屋で取得。バイクと車の2種類なので、2カ所×2組、1枚3バーツ。きれいなお姉さんがコピー箇所間違えて取り直し。
  3. 居住証明書:ジョムティエンのイミグレーションで月曜日朝に取得
  4. 健康証明書:ソイブアカオ途中のPattaya City Clinic(パタヤ市立病院Pattaya City Hospitalではない)で取得、バイクと車で2通必要、1通100バーツ。
  5. 写真:参考ブログの本文にはあるが、居住証明申請の際に必要。申請書類に添付するほか、証明書にも貼付されるので、証明書の必要数+1枚が必要。イミグレーション隣の代書屋で撮影。1,2,4枚セットとなっている。自分は4枚セットで200バーツ。
  6. ホテルのバウチャー:確かにそこに滞在していることを証明するもの。Expediaの英語版バウチャーを出発前に印刷して持って行った。

居住証明書の取得(9/11朝)

イミグレーションへ

 ジョムティエンSoi5にある、チョンブリー入国管理局(Chonburi Immigration)に向かう。8時30分からの業務開始ということだったので、8時前に出発。15分ほどで到着する。ジョムティエンのビーチロードを走って、この看板が見えたら左折。Jomtien Thaniホテルの並びにイミグレーションがある。なぜ、シャープのロゴが?

 

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 しばらく走ると入口。バイク置場は中に入ったところにもあるし、路上駐車も多い。

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 欧米人、ロシア人、中国人がひっきりなしにやってくる。お年を召された欧米人男性が、タイ人女性に伴われてやってくる光景も当たり前。リタイア後を過ごしているのだね。

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 ドアに「Good Guys in, Bad Guys out」と標語が書かれていた。ウォーキングストリートの飲み屋の入口にあった「Good Guys Go to Heaven, Bad Guys Go to Pattaya」を思い出した。

必要書類の準備

 まだ業務開始時間前だったが、中には入れて番号カードは配られている模様。いったん中に入って、左手のインフォメーションカウンターで居住証明(Residence Certificate)が必要だと伝え、申請用紙をもらう。
 つづいて、写真撮影とコピーを。上の写真の左側に代書屋や食堂があって、そこでやってもらえる。パスポートのコピーは、写真と名前が印字されたところ、そして、入国スタンプが押されたページに並べて入国カードをコピーする。都合2種類。前述したように、陸運局での申請でも同じものがいるので、ついでに3組取ってもらった。こちらの方が1枚に付き2バーツほど高かったけれどね。
 写真をとってもらうが、iPhoneのカメラで撮影したのはびっくり。印刷はちゃんとした写真用紙だった。
 申請書の記入は庁舎内左手奥に記載台がある。ただし、ボールペンは設置されておらず、混み合っており、記載例が記載台に貼られているので読めない。そのうえ、居住証明の記載例がないという落ちも付いている。
 申請書は、英語も書かれているのでほぼ問題なく記入できる。ただし、Wordで作成したときに改行が間違っていたのか、たとえば

Date______/Month________/Year_______(タイ語を省略しました)

とあるべきなのだが、

Date______/Month
________/Year_______

と改行されていて、戸惑うこともあった。ちゃんと指定された場所のアンダーライン部に書いておいたが、そうでない人もいて、でも問題はなさそう。申請目的はDriving LicenseとOtherとあった。調子に乗って、Otherにもチェックして、Bank Accountと記載しておいた。あわよくば、銀行口座も設けてしまおうという下心。

書類のチェックと番号札取得

 書類が揃ったところで、入口正面のカウンターで書類をチェックしてもらう。問題なかったようで、番号札が発行される。914番。9番のカウンター前で待つように言われた。頭の一桁はカウンター番号のようだ。
 月曜日の朝ということもあるのだろうか、カウンター前には大勢の人が待っている。椅子もあることにはあるのだが、詰め込みすぎて奥の方は足が入らず座れないという笑えない状況。この時点で、8時20分ぐらい。8時30分きっかりに業務開始。順番に番号が呼ばれる。最初は制服姿の女性入国管理官(この国では警察の管轄のようだ)が受け付けていた。コピー不足だったりして、追加の指示を受けている人も多い。付き添いのタイ人女性にコピー屋に走ってもらったりしている。その間に次の人を受け付けるが、前の人が戻ってきたらそちらに戻って対応してくれるのはありがたい。最後尾に並び直しになるのがお役所仕事の通例ではあるのだが。

申請

 自分の順番まで約30分。スループット2分/人はなかなか手早い。直前で入国管理官が交代し、ポロシャツ姿の女性事務官(インターンかも)に受け付けてもらった。書類は問題なさそう。そこで予想外の質問。「なぜ銀行口座が必要なのか」。全く想定していなかったので、もごもごしてしまった。「1ヶ月間の滞在では現在では作れません」といわれて却下。Other欄には赤ペンで×。で、免許はバイクと車の2通が必要だと伝えると、そちらにはC/Mと記載。
 これで申請完了。交付手数料、1枚300バーツ、〆て600バーツを支払う。黄色い番号札を渡されて、30分後にこのカウンターで交付するので来るようにといわれた。申請が終わったのは9:00。

交付

 ビーチまで歩いて、コンビニで飲み物を買ってからぶらぶらしているうちに、20分ほど経ったのでもどる。だいぶ人がはけている。カウンター前で待つこと数分、入国管理官から番号を呼ばれ、書類を受け取り、完了。こんな書類をいただける。期限をみてみると、入国スタンプに記載された滞在期限が書かれている。住所は、滞在中の宿。

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 形式は日本の住民票のようなデータベースのアウトプット形式ではなく、チョンブリ入国管理事務所長から、チョンブリ陸運局バーンラムン事務所長あての書状になっているので、目的外使用はできないと思われる。
 タイ語を翻訳したわけではないので、英文やら住所やら読めるところから察すると、ざっくりとこんなことが書かれていると推測される。

文書番号
                チョンブリ入国管理事務所
                住所

          日付
題名:外国人居住証明の件
宛先:チョンブリ陸運事務所バーンラムン事務所長
日本国籍でパスポート番号XXXXXXを所有するMr.○○は出入国管理法(
?)XXX条の規定により、2017年9月9日に入国し、2018年10月8日まで滞在を許可されている。
滞在先はXXXXXXXである。

写真                       所長 氏名 サイン


 タイ語に詳しい人に後で聞いてみよっと。

健康証明書の取得(9月11日午後)

 陸運局には翌朝行くことにして、ジョムティエンでブランチをいただき、いったんパタヤ市内に戻る。午後になって、クリニックに健康証明書をもらいに行く。パタヤ市内にはそこら中にクリニックがあり、地元の人もちょっとした風邪などで掛かっているようだ。
 自分は、ソイブアカオの途中、ツリータウンのはす向かいにある「Pattaya City Clinic」を通りがかりに見つけて入ってみた。中には医者なのか、看護師なのか、薬剤師なのか、はたまた医療事務の人なのかよくわからない女性が一人。「健康証明書(Medical Certificate)がほしい」というと、パスポートを見せてくれとのこと。そこから、名前などを転記してくれる。なぜか体重だけを尋ねられ、5分ほどで書類完成。1通100バーツ、2通必要だったので200バーツ支払う。

これで準備万端。後は明日の朝起きられるかどうかだ。



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