
今日はどんより曇っていて、少しは凌ぎやすい。
そろそろ夏休みも終わり、という天気かな?
ミネアポリスでの橋の崩落事故があったばかりだが、今度は中国で完成間近のコンクリート橋が崩落したという。
いつものように産経新聞イザ!の記事を引用する。
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【北京=共同】中国湖南省の湘西土家族苗族自治州鳳凰(ほうおう)県で13日午後、建設中の橋が突然崩落、新華社電によると、現場にいた作業員ら29人が死亡した。30人が行方不明となっており人民解放軍や警察などが捜索を続けている。
事故発生時、現場では123人の作業員が働いていたとされる。負傷者は22人。
現場は湖南省と隣接する貴州省を結ぶ道路にかかる橋で、長さ320メートル、幅12メートル。当局が原因を調べているが、橋はアーチ形で、鉄筋が入っていなかったとの情報もある。
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アーチ橋と言えば、ローマの水道橋や岩国の錦帯橋でわかるとおり、構造的には安定なものであるという。そのアーチが崩れてしまったということは、構造というよりは、橋そのものの強度に問題があったとしか思えない。
記事の中にもあったように、鉄筋が入っていなかったとすれば、コンクリートが自分の重さを支えきれなかった可能性が高い。
中国の発展は目覚しいものがあるが、日本の高度成長期以上にさまざまな問題が噴出しているのであろう。とはいえ、成長期によくある問題と片付けてしまってよいものだろうか。