間もなく12月。恒例の「大人の休日倶楽部パス」の発売時期。週末に1泊2日で何十年ぶりかで電車で伊豆に行ってみることにした。
小学校1年だか2年だかの夏休み、できたばかりの新幹線三島駅で親類と落ち合って、沼津へ。そこから船で土肥に行ったのだった。そこで海水浴を2日楽しんだ後、石廊崎、下田周りで東京に帰った記憶がある。伊東線と伊豆急はそれ以来の乗車となる。
登場以来見てばかりで乗ったことのない251系「スーパービュー踊り子」の海側窓側席が取れた。せっかくなので始発の東京駅から乗ることに。東海道線が遅れていて折り返しもなかなか来ない。そのうちに毎度おなじみの特急ひたちが入線。
定刻よりも10分以上遅れて、折り返し列車が到着。こうやって見ると、どことなくガチャピンの水中眼鏡姿に似ている。
早速乗車。ハイデッカーで天井近くまで広がった窓。スーパービューの名前のゆえんである。
今日は天気が良い。この方向ではもろに日光を浴びるので、写真も逆光。
田町電車区、じゃなかった品川の留置線に新型車のサフィール踊り子号が止まっていたのだが、逆側の窓だったので写真は撮れずじまい。残念。
横浜を過ぎて懐かしくもほろ苦い区間。大船電車区、じゃなかった鎌倉車両センター。横須賀線だらけだった車庫にも2代目成田エクスプレスが止まっている。
藤沢、茅ケ崎と過ぎてゆき、
相模川。スーパービュー日和。
この列車は横浜から熱海までノンストップ。熱海を過ぎるころ、隣の人が話しかけてきた。この人は、一つ後ろの2列いっぱいいっぱい使って旅行している9人グループの幹事さんだとか。「お騒がせして申し訳ありませんね」などと、楽しそう。
ハイボールをお相伴させていただきながら、話が弾む。当然、車窓風景はどこへやら。
伊豆七島が見えてきて、
伊豆急下田駅に到着。皆様にお礼を言って下車。
こんな駅なんだねぇ。覚えてないや。
この後、今夜の宿に歩いて向かう。昔ながらの温泉ホテルだが、一部リニューアルされている。大浴場がきれいになっていてありがたかった。
もう一度、駅前の東急ストアまで戻って、今夜のご飯を仕入れて部屋に戻り、ブラタモリを見ながらゴロゴロ。
