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赤ちゃん返りの母と暮らして~繰り返し繰り返し~

2022-08-28 14:17:58 | 日記
隣の部屋から聞こえる寝息は
子供や大好な人の規則正しい寝息は
安心感と幸せな気持ちになることを経験しているが、気になると眠れないほど
頭の中が ガチャガチャになりそうな夜
ピアノの静かな音楽をイヤホンで聞き
時折虫の鳴き声がハモっている
老婆の寝息は
童話の中に出てくる魔法使いの老婆の
きっとこんな気持ちなんだろう

今は寝たきりでもホームでも
誰かが片付けてくれるんだろうな
大変なサービスである
たぶん母が入院すれば一瞬で向こうの世界と
同化して  寝たきりになるはず
家にいることにこだわり
自分のことは自分でやる 気概はある

食べ物を加減して 食べたい量しか食べない
ごはんは食べずに、ヨーグルトで腹八分目
食べる楽しみも 感謝も 
湧いてはないだろう

交わす会話は
食事とトイレの話のみ
そして何を言っても繰り返す
無視して生活できたら
どんなにか良いだろう

写真はオオバコ


赤ちゃん返りの母と暮らして~始末をするとは~

2022-08-26 15:50:06 | 日記
若いころからゴミ出しを朝していた
習慣だけはしみついてるのか
私の出掛けにうろうろと自分の始末ゴミを
集めて出そうとしている
最近は新聞紙に包んで捨てているので
臭いも少しはましになってきた
ただトイレは共同で使ってるわけで

人間はいちばんきたないと いわれる
猫は最後のトイレまで自分で済ませるほどの
潔癖な猫も いた
トイレでしたものを隠そうとするし
用を足している時目が合うと
気まずそうに 目をそらす

老婆はちがう
戸は開け放ち 年寄りだから
全て許されると言わんばかりに
当たり前のように 晒している

人間の赤ちゃんも誰かが替えてやらねばきれいは保てない。
そんな哺乳類は他にない
赤ちゃんの育児は未来に繋がる

何も言わなければできなくしている一方の
老婆の行いは 未来に繋がるものは何もない
今朝は久しぶりにゆっくり寝られた朝だった
が、3:00から起きてる老婆は
私に米を計りに行けないから
計ってきてくれ という
昨日までやってたのに できてたのに
顔も洗ってない私に 懇願している
やれなければ やれるような方法とか
入れ物を替える とか、
考えるのをやめた 脳ミソがないのか
本能だけが突出してきたような

もはや人ではない とすら思えてくる

昨日から頭の帯状疱疹の痛みが
チクッチクッとまた始まってしまった
少しぐちがながくなりました
また次も書かせてください

写真は 吾亦紅


赤ちゃん返りの母と暮らして~詭弁を繰り返すオトナコドモ~

2022-08-24 23:27:14 | 日記
結局昨晩、立ち上がってヨロヨロ
歩きだしたのは、夜中2:00
8時間もゴロゴロズリズリと
もだえながら、立ち上がるまで8時間
かかった

杖を持たせて引っ張ればひっくり返り
やっと四つん這いになった姿は
生まれたばかりの子牛が
ヨロヨロと立つそんな姿
端から見れば、この骸骨になるまで
私が食べ物を与えなかった
と、思われるくらいのやせっぷりだった

夕方、仕事も切り上げて帰れば
台所の椅子にだらりと
もたれている
流しのナカの食器などは洗えたようだ
食事も食べたようだ
この先 どのように朽ちていくのだろうか
老いながら晒しながら
丁寧に 反復し 素直に寄り添い
どこまて正気で
いてくれるのだろうか
太もももふくらはぎも同じ太さで
足首は、やや浮腫
筋肉はなく 筋と血管が
皮膚と骨の間を
びっしりとはい巡らされているのが
透き通って わかる

目の前にいるのは 人の姿とは思えない
この人の子宮にいたのだという
愛着も 湧かない
ヨロヨロと立ち去った 洗面所には
洗浄剤の入ったコップの中で 
老婆の分身が 私に笑いかけてる
お前の人生 まるごと
おぶさってやると、いわんばかりに…

続きは明日
写真は仲良しナナホシテントウムシ3兄弟

母と暮らして~困らせ期の稚児を諭すには~

2022-08-23 20:31:47 | 日記
夕方情けない声で珍しく電話あり
熱中症になったみたいで動けない…
という内容。
外で草取りをしてそのまま立てずに
いざりながら(座った形でお尻で)
中まで入り、水を飲んで、友に買ってきて
もらった、レーズンパンを3こ食べて
立てずにいると。
仕方なく仕事の途中で帰ってみると
熱中症ではない骸骨が足を投げ出して
固まっていた
哺乳類は立てなかったら死ぬしかないんだ
と、檄を飛ばし、叱った

救急車呼んでそのまんまストレッチャーに
乗せてもらって、入院するのか?⁉️
と、それはイヤだイヤだという
仕方ないから背中を押して
立たせた

立てるじゃないか❗⁉️
身支度を自分で整えなさい、と
諭す

結論からして
冷蔵庫の中の、どんぶり鉢にスイカを切って
入れといてやった、その鉢が
出せないからと
私を呼んだのだ
いい加減にしてくれ
と、言いたい

保育園児がママを呼びたくて仮病を使う
同じ理屈だが
この老婆のは確信犯、である

今日のグチはここまで…
お付き合いいただき
ありがとうございます

写真の真ん中には、
ナナホシテントウムシのサナギ


日付が変わる前に書いておきたかったこと

2022-08-22 23:56:33 | 日記
朝7:15頃か、いつもの一方通行を
車でゆるゆると走ってると
これから行く予定の取引先の女性二人
すぐ横には同僚の独り者の男性の家
なんとなく察しがついた
まさかとは思うけど…
彼女彼らの出勤時刻は7:00

取引先で仕事をしていたが
気づけば、一人は帰ってきてない
今日は月曜日なのに
やけに静かな朝だ

だめだったんだな
職場にお別れにきてるんだな
そんな朝だった

昼近く、私の仕事を終えて
戻らない彼女に電話した
今時流行らないツールかもしれないが
今は電話だなと思った

お疲れ様。一人で大丈夫?
尋ねた彼女の答えは予想通りだった
長い1日になるけど大変だけど
と、そんな会話をして切った
これから彼と一緒に警察に行くらしい

持病もあると聞いていたが
休日には昼間からビールを飲むくらい
お酒は好きだったようだ

困ったときはいつも相談した
大丈夫。大丈夫。と、寄り添ってくれた
職場のひとはたぶんみんな、そう。
言葉づかいも丁寧で
名前を言って挨拶してくれる
稀有なひとだった

猫も飼ったりしていたが
自分には世話は無理だと言っていた
猫にご飯あげることも
さみしすぎて、続かなかったのか…

一生はあっけなく肉体から離れていく
2度と乗ることのない主を失った
赤のボルボが、月極めに止まっている
どうしても、彼の記憶を記すことを
今日のうちに
しておきたかった

ありがとう