改めて地震・原発事故の怖さを知った。
ここ数日のテレビを見ていると多くの国民が改めて地震の怖さ、津波の恐ろしさ、
そして原発の無残さを知ったであろう。
1年経ったというのにテレビで映し出される光景は1年前とそんなに変わっていない。
自治体や被災された方々の復興に向けて一生懸命やっておられる姿には感動するが
その手助けをしなければならない国の対応はきわめて生温いと言わざるを得ない。
昨日も書いたが省庁縦割りの取組みがそうさせているのではないか。
ここはやはり復興庁が全てを取り仕切り首相と直結して対応するようにしなければ
いつまで立っても遅々として復興はできないであろうし復興予算が正しく使われず
歪んだ使われ方をするであろう。
柏崎市の交付金の使われ方がいい例だ。
原発処理の対応も生温いし原発の方向性も理解できない。
野田首相は原発再稼動に向けて自ら先頭に立って地元や自治体に説得してまわるという。
やはり脱原発でなく原発有きだ。
枝野経済相の発言もだんだんとあやしくなってきている。
外国ではアイスランドやブラジルなど脱原発に取組んでいるとこはたくさんある。
政治家はよく外国の例を引き合いにだすがこれこそ見習ってもらいたいものだ。
ただ少し気になるのは被災地の脱原発の盛り上がりが今1つないように感じる。
これまで自治体も被災者も多かれ少なかれ原発の恩恵を受け、今後原発が
なくなったときの生活のことを考えると、瀬に腹は変えられないと言った方もたくさん
いらっしゃるのではなかろうか。
当然ことである。政府はそのことに対する不安を解消することも
考えていくべきだ。
それらも復興庁がしっかりと受け止めて対応していってもらいたいものだ。
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