やりたい放題の自民党
このところの自民党は国民の声などほっとらかしにして
やりたい放題。
特定秘密保護法案に国民の眼が集中している間に「武器輸出三原則」の撤廃に向けて
着々と準備を進めている。
今回これほど騒いだ「特定秘密保護法案」であったが、経済界からの表立った反対論は
ほとんど聞かれなかった。ここでも政官業の悪い絆が強固だった。
来年4月からの消費増税に向けて実施する5.5兆円の経済対策も閣議決定された。
問題はその中身だ。
5.5兆円の約2割に当たる1兆円程度を公共投資に充てると云う。
これでは従来型のやり方と同じでまったく新鮮味がない。
表向きは老朽化したトンネルや橋などの緊急補修や学校施設の耐震化、
更には災害に備えた代替道路の整備もすると云う。
これでは道路族など政治主導による需要が見込めないムダな道路ができることは
火を見るより明らかではないか。
限られた予算の有効な使い道を考えると。既存の施設の維持管理で
精一杯ではないのか。
国民はよく目と耳を研ぎ澄ませて成り行きを監視しておく必要がある。