ひらつかウオーキング協会

2016年9月 俳句と川柳

□俳句

散髪に行きたいうなじ草いきれ      籾井 祐史

初蝉や男が下る女坂           加川 秀男

色の無い空を飛び合ふあまつばめ     三谷 二三子

遊び疲れて遠き日の草いきれ       足立 祝美

草いきれ子等の頭の見えかくれ      滝口 勝弘

滝水に棒となりたる気負ひあり      荒井 寿一

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松の花 主宰による
添削指導のお知らせ

草稿 随時(月一回程度)
規定 原稿用紙に作品を一行おきに楷書で書く
住所氏名を書き切手を貼った返信封筒を同封
指導料
15句につき二千円を同封
(20句の場合は三千円)
送り先 254-0046
平塚市立野町7番9号
松尾 隆信 宛


□ウォーカーの独り言
     早朝ウォーク
      「稲田を歩く」

 縄文人を一人加えた弥生人の帯が、境川沿いの稲田を緑風を受けながら進んでいます。黄昏縄文人はいつもの側杖に支えられて、それでも真夏にしては熱さも控えめないい条件であり、久しぶり快適な歩きを楽しみました。眼に優しい緑の稲田は遥か懐かしい思い出を想起させ、心も和らぎ気分も落ち着かせてくれます。
 科学の行き過ぎで、それに追いつけない弥生人たちも柔らかい快い道をゆったりと歩を進めて楽しんでいた、と思います。デジタル社会はスマホに興じていますが、ケイタイ人間もこの自然の息吹にもっと接して柔らかい豊かな気持ちお持ちになることをお勧めします。
 たまたま高尚なことも言いましたが、ポケモンで事故を起こすより、ボケモンでもスタッフの心配りに委ね気楽に道を楽しむことが出来る、この幸運に感謝しなければと、またまた高尚なことを申し上げましたが、道をはずさない人生をこれからも続けて行く所存でございます。 
 今回も側杖のアルプス山系氏と下る話と下らない話をしながら、大していい事をしていないのにつつがなく善行と云う駅に着きました。そして駅のそばにうまいと評判のうなぎやがあると聞き、寄って行こかと考えましたが、幸か不幸か早朝ウォークで十一時前に着いた為、まだ開店前なので諦め藤沢駅に戻り、地下商店街の山系氏お勧めの中華店で今日のお開きとなりました。結局身の丈にあった昼飯に落ち着きました。

  向こう岸 首長選挙が やかましい

  イチローに 負けるな野郎 靴を履き

  カツラより 着脱楽な 野球帽

  観るTV 無いから気楽 ウォーキング

  体脂肪 五パー減を 目指す道

  ペンギンの 姿勢で見渡す ウォーカー

  大百足 右も左も 稲ばかり 

  前歩く 後ろ付いてく 今日も又

  難儀やな 離れた人に 追いつけず

  ボテボテと 足と心の 落差あり

  黄昏の 充電出来ない バッテリー

  悪行の 出来ない群れが 着いた駅

  カード一杯 でも金持ちじゃ ありません

  リポビタンB 許せよ軽い ドーピング

        夏バテにおののく黄昏のウォーカー

      
Nikon ミラーレス一眼 Nikon1 J5 ダブルレンズキット シルバー J5WLKSL
ニコン
ニコン
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