
はあ…(ため息)
ネメシスのブログを書くって公言してしまったときは、もう失敗したって後悔しかありませんでしたね
完成された構築が世に浸透してないから、最初から自分でなにからなにまで考えなくちゃいけなかったのでかーなり疲れました笑
なんとかですね、考えも纏まってそれなりに良い構築に仕上がったので、記事を書き始めることができました
目次
1 AFネメシスとは
2 構築紹介
3 構築解説
・採用カード
・不採用カード
4 終わりに
注)下記のように略しています
「アーティファクト」
→AF
「アナライズアーティファクト」
→「アナライズ」
「エンシェントアーティファクト」
→「エンシェント」
「ミスティックアーティファクト」
→「ミスティック」
「レディアントアーティファクト」
→「レディアント」
「造られし獣人・サフィラ」
→「サフィラ」
「デウスエクスマキナ」
→「マキナ」
1 AFネメシスとは
AFネメシスとは、ってなんでもかんでも教えてもらえると思うな
それくらい自分で調査しろや
最低限の努力もしないで教えてもらおうだなんて虫が良すぎるだろ
面倒くさいことから逃げんなタコ
2 構築紹介
現在(2018/2/24)使っている構築がこちらです

0c
生命の量産 ×2
1c
製造術 ×3
加速装置 ×3
2c
魔鉄の獅子 ×3
ハーメルン ×3
機構翼の剣士 ×2
イカロス ×3
3c
鉄杖の機構士 ×1
熱狂の機兵士 ×3
すり替わり ×3
4c
鉄鋼の拳闘士 ×1
重力戦士 ×2
銀車の回し手 ×2
5c
ハクラビ ×3
6c
造られし獣人・サフィラ ×3
デウスエクスマキナ ×3
3 構築解説
・採用カード
「加速装置」「魔鉄の獅子」「イカロス」「熱狂の機兵士」「ハクラビ」「デウスエクスマキナ」これらのカードはデッキの主軸なので、いずれも被らせてでも引きたいカードという認識故に各種フル投入しています
生命の量産 ×2
※鉄杖の機構士 ×1
※鉄鋼の拳闘士 ×1

「生命の量産」は相手のデッキや状況の変化に応じてデッキを作るカードです
例えば、今後処理に追われそうな展開が予想される場合、「エンシェント」を量産することで、デッキが相手の展開に強くなります
共鳴操作も出来る0コストのカードと非常に優秀ですが、アドバンテージの面では1枚損しており、手牌にAFが存在しない場合に完全な死に札となってしまうので、使い勝手がいいカードとは言いづらく、十分に事故要因になり得るカードです
こういったカードの枚数設定は、ゲームの流れで欲しい場面を考えます
「生命の量産」を使いたい場面が
「マキナ」着地前
・共鳴操作
・AFの比率調整
・6t「マキナ」1cAF展開
etc.
「マキナ」着地後
・共鳴操作
・AFの比率調整
etc.
大抵、「マキナ」着地前は受けのためのAFを増やし、「マキナ」着地後はそれを踏まえた上で何かしらを増やしたい状況になります
受け→攻めを想定すると最低2枚は必要ですが、いま記したゲームの流れからは3枚目の必要性が感じられません
「生命の量産」自体を引けなかった場合や流さざるを得ない状況等を加味すると、保険という意味で3枚目に必要性が生まれます
しかし、確実に特定のAFを増やすことの出来る「鉄杖の機構士」「鉄鋼の拳闘士」を採用しても同じく保険を用意することが出来ます
「鉄杖の機構士」「鉄鋼の拳闘士」は、不確定AF生成の「機構翼の剣士」「重力戦士」で「ミスティック」「レディアント」の生成に失敗した場合に必要となるのと、ゲーム後半、「ミスティック」「レディアント」をあまり生成出来ていない場合に「生命の量産」の量産対象がそれらに固定されてしまいやすいので、最低でも1枚ずつは採用せざるを得ないと考えています
ちなみに「ミスティック」を量産したい場面は、ワンショット防止等のダメージカットをしたい場合で、「レディアント」を量産したい場面は、詰め切りたい場合のときです
「鉄杖の機構士」「鉄鋼の拳闘士」のピン採用の理由は、今後の「機構翼の剣士」「重力戦士」の採用理由のところでも触れます
製造術 ×3

コストが非常に軽く、手札を減らさずにデッキにAFを生成出来る点、そして共鳴操作を行える点が、ネメシス特有の事故を全て緩和させています
どうしても採用しなければならないというカードが、37枚より多く存在する場合に初めて減らしてもいいカードという認識です
ハーメルン ×3

AF生成カードをコピーすることでデッキのAFの比率調整を行うことができ、直接手牌のAFを増やすことでより柔軟に動くことのできるカードです
「マキナ」でデッキを回転させている場合、場を1枚埋めてしまうデメリットがありますが、「マキナ」のアドバンテージを無視するリフレッシュ効果が、その弱点を補っていると考えています
そもそも「マキナ」を着地させてデッキを回転出来るようなゲームになれば勝てるデッキだと考えているので、序盤を重要視してフルで採用しています
機構翼の剣士 ×2
重力戦士 ×2
※鉄杖の機構士 ×1
※鉄鋼の拳闘士 ×1
※ミニゴブリンメイジ ×0

各AFを50%の確率で生成するので「機構翼の剣士」のみを2枚採用した場合、各AFがデッキに1枚ずつ入ることになります
これらのカードの合計枚数を、偶数+1枚に設定する場合、その+1枚にはAF生成に関する理由以外の理由がなければならないと考えています
例えば「機構翼の剣士」を3枚のみ採用している場合、各AFはデッキに1.5枚ずつ入ることになりますが、0.5上乗せしたことによるメリットはなんなのかをここで考えます
「機構翼の剣士」を1枚流すことができるという点が唯一のメリットで、+1枚は保険的な役割になるのですが、「鉄杖の機構士」「鉄鋼の拳闘士」でその保険を既に用意できているので、+1枚の採用の優先度はかなり低いと考えています
仮に偶数+1枚に設定するのであれば、+1枚にキープしたい2コストフォロワーを引ける確率の期待値の調整等の、AF生成に関する理由以外の理由がなくてはならないということです
「ハクラビ」との兼ね合いで「鉄杖の機構士」「鉄鋼の拳闘士」を共に必要最小限の枚数に設定したいという理由でピンでの採用にしていますが、それらを流さざるを得ない状況になった場合、「機構翼の剣士」「重力戦士」で「ミスティック」「レディアント」を少なくとも1枚は生成しなければならなくなります
次に、「ミスティック」「レディアント」をサーチ効果や「マキナ」のリフレッシュ効果等で引く過程が必要となりますが、1枚生成ではその引く過程に引けなかった時のラグが発生しやすい点が厄介です
そもそも「魔鉄の獅子」「イカロス」はそれぞれ特定のAFを2枚生成しているので、1枚生成でラグが発生してしまうのは当然のことです
そのラグを解消するために「機構翼の剣士」「重力戦士」は少なくとも合計4枚欲しいですが、6枚にした場合「重力戦士」による事故が懸念されるので4枚がベストだと結論づけました
合計枚数が決定したので、あとはそれぞれの配分です。そのときに考えるべきことは、それぞれのカードの利点です
「機構翼の剣士」の利点
・2/2/2として機能
・ハーメルンでコピーが可能
etc.
「重力戦士」の利点
・共鳴操作が可能
・「マキナ」着地後に展開する場合のヘルスの高さ
etc.
書き出してわかることは、それぞれが全く違う利点を持つことです
ここで「重力戦士」の価値について少しお話します
サーチカード等で共鳴操作が介入せず「ハクラビ」を着地させたい5ターン目を迎える場合、先手は共鳴状態で後手は非共鳴状態となります
つまり、後手で「ハクラビ」を活かすには5ターン目までの共鳴操作が必要となるので、「重力戦士」「イカロス」等といった、共鳴操作且つAFを生成できるカードの価値が「ハクラビ」との兼ね合いで後手では飛躍的に上昇します
実は「ミニゴブリンメイジ」を採用しづらい理由は、いまの「ハクラビ」との兼ね合いからきています。先手では共鳴状態との関係で「ハクラビ」着地前にプレイしづらいカードであり、後手ではそもそもキープすらしたくないカードなので、評価はかなり低めです。一見、AFネメシスにとてもマッチしているカードに見えますが、蓋を開けてみると実はそうではないというカードだと考えています
話が前後してしまいましたが以上を踏まえ、「機構翼の剣士」「重力戦士」には全く違った役割と利点があるので、甲乙の評価ができず、それぞれ2枚で散らして採用する形となりました
銀車の回し手 ×2

AFネメシスにおいて、ヒールでのリーサル外しは非常にデッキにマッチしていると考えています
「マキナ」の効果により常に盤面にフォロワーを展開できるので、リーサルから外れると相手は盤面処理に転じなければならなくなり、形成が逆転します
受け→攻めに転じることが出来るので「銀車の回し手」自身のスタッツが4/3と攻撃的な点も評価に値します
2枚にしている理由は、後手3枚マリガンを想定したとき、なるべく事故を防ぐために4コストは被らせたくないので、4コストを採用できる限界値の5枚を超えないようにしたためです
この5という数字についてですが、後手3枚マリガンで4ターン目までに捲れたカードの枚数は合計で11枚です。そして最初の3枚は別のカードに変換出来るため、他8枚の内に4コストが1枚含まれている期待値になるような枚数を計算します
その結果6枚で期待値1を超えてしまうとわかったので、最小限の期待値1を超えないギリギリのラインの5が導き出されました
「鉄鋼の拳闘士」「重力戦士」で計3枚の採用が確定しているので「銀車の回し手」は2枚採用となりました
造られし獣人・サフィラ ×3

「サフィラ」無しの「レディアント」で詰め切るプランのみの構築の場合、「マキナ」を引けなかったゲームの勝率が著しく下がります
その原因は、AFサーチのブレと、ライフカットが疾走4点のみ故の火力不足によるものが大きいです
AFサーチのブレを解消するためには「鉄鋼の拳闘士」を最小限の枚数に抑えることです。そして火力確保するためには、明確なフィニッシャーを採用したり、「銀車の回し手」等を採用することでデッキ全体の火力を底上げします
そのため「サフィラ」を採用した型の方が優れていると感じました
「サフィラ」を事故要因と考える人も多いと思いますが、前述しましたが「鉄鋼の拳闘士」を増やしてしまうとAFサーチのブレが目立ってしまうケースも多くなるので、事故という面はそこまで変わらないと考えています
最低限の2枚採用も全然ありだと思いますが、「銀車の回し手」も採用して攻撃的な構築にしているため、その点を活かすためにフルで採用しています
すり替わり ×3

秘術を見ての採用です
序盤で「幻惑の奇術師」を消滅させてダメージカットしきれれば「マキナ」着地後からの勝ち筋が見えてくるので、引くためにフルで採用しています
・不採用カード

虚数物体
マキナーサーヴァント
次元弾
ミニゴブリンメイジ
純心の歌い手
豪快な斧使い
肉球砲の撃ち手
人形遣いの糸
歴戦の傭兵・フィーナ
神秘の番人・スピネ
異界転送
マグナレガシー
以上の中でも「虚数物体」「肉球砲の撃ち手」をピックアップして不採用理由を解説します。他も書きたいのですが、文量が多くなってしまうのでTwitterのリプにて答えます
虚数物体

ワンショットを防止出来るカードなので、白狼、無謀ドラに対して有効です
しかし、白狼に対しては「ミスティック」を置くことで白狼の自壊を防ぎ、「すり替わり」で消滅出来るので、「虚数物体」を必要とせずに戦っていけると判断しており、無謀ドラに対しては無謀バハ以外は「ミスティック」を並べることでワンショットを防ぐことができ、常に展開することで無謀を置かせないことも出来なくはないので、無謀バハ連打は割り切りで「虚数物体」を不採用にしています
「虚数物体」の嫌なところが、序盤で機能しないところです
序盤で使えそうな場面を探そうと思えば「均衡の大梟」の進化体を弱体化できる等挙げることができますが、基本的に全く機能しません
肉球砲の撃ち手

「マキナ」を引けていない場合、「エンシェント」を生成することで、デッキを膨張させてしまう点が厄介です
このデッキの膨張を抑制しつつ「肉球砲の撃ち手」を採用する場合は、「天界への階段」等のデッキを循環させるカードが新たに必要になってくると考えています
しかし、デッキを循環させるカードは「マキナ」を引けている場合に価値が下がってしまい、「マキナ」を引けなくても打点で押し切れるような構築にしたく、デッキを循環させるカードを不採用としたのと同時に「肉球砲の撃ち手」も不採用としました
4 終わりに
当記事に関して質問がある場合は下記のTwitterアカウントにリプライを送ってくださると助かります
読んでいただきありがとうございます
@fu_wa_mo_co
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます