HUQ's Blog

HUQの日記

ブルホーン化

2009年06月06日 23時52分11秒 | 自転車

 orca の 7900 化に伴い、DURA-ACE 7800 一式が宙に浮きました。

 当初は小猿の GIANT TCR or JAMIS SATTELITE に移植したろーか、と思ってたんですが…ヤツはなんと、SRAM に行きやがりなさいましたw

 てなわけで、cross-check に移植。

 … フルDURA な cross-check なんて、アリエネー ('A')

 今回の換装の目玉は、コンポよりハンドル。ブルホーン化しました。

 使ったハンドルは EASTON の Deltaforce-al bullhorn bar。ステムもセットで同社の EA50 ROAD STEM

 レバーは orca で使ってた ST-7801 を流用。

 ブルホーン化すると、手の置き場がフラットバー時より前側に移動するので、サドルを3cm ほど前に送りました。

 乗り心地は、予想以上にイイ感じ。

 ドロップハンドルの場合、走り疲れると私はよく、ハンドルバーの肩の部分を掌で包むように持ちます。ところがドロップでは、ココを持ってると STI のレバーに手が届かず、変速もブレーキングもできません。

 一方、ブルホーンバーの肩の部分に掌を置くと、指先が STI レバーの先端に届きます。すなわち、一番楽な姿勢が一番ブレーキレバーに力を込めやすいポジションなのです。

 また、「楽なポジション」に設定したときの見た目がマシな点も Good。ステムにハンドルを固定するとき、ドロップハンドルでは迎え角?をあまり大きくし過ぎるとチョイと見た目がアレです。が、ブルホーンなら「バーエンドグリップ?」てな雰囲気で、これもまたアリ、かと。結果、前傾姿勢でも目線がしっかり前方を向いたポジションを楽に取ることができます。

 フラットバーでは登坂でのダンシングで手首が腱鞘炎になりそうになりますが、ブルホーンではドロップハンドル同様、左右への体重移動を楽にこなせます。

 欠点もあります。フラットバーと比べハンドル全体の重量が嵩むため、ハンドルの取り回しが重くなり、超低速での小回りが効きにくくなります。が、コーナーリングにおける体重移動を教科書通りに行っていれば、そうそう困ることはありません。

 

 フロントディレーラは、orca に使ってた直づけのものを、リングとスペーサを追加して流用しています。

 クランクは残念ながら、コンパクトではありません。50-39T です。スプロケは 12-27T。ま、最大8~10%程度の通勤途中の登坂ぐらいなら十分です。

 105組からDURA組に変わり、チェーンとチェーンリングの噛み合わせの振動は皆無になりました。この辺、流石は DURA です。アウター・インナー共、スプロケとの全ての組み合わせで滑らかなペダリングを実現してくれます。

 細身クロモリフレームなので、停車してブレーキかけた状態でクランクに体重をかけると、BB付近でフレームがしなって力が逃げてるのが分かります。こればっかりは、フレームを換えない限りどうしようもないところですね。

 

 ブレーキは従来通り、XTR の BR-M970 です。

 STI で V-Brake を操作するとなると必須になるのが、BR-M970 の上にちょこんと乗っかってるでんでん虫、「トラベルエージェント」です。これは、STI のワイヤーの引き量と V-Brake の引き量が異なる点を調整する滑車です。

 巷では「トラブルエージェント」などと揶揄されることもあるこのパーツですが、そこは流石にプロの仕事。ST-7801 のレバーの引き全てが使えるように調整してくれました。

 ブレーキの効きは、フラットバーにXTRのブレーキレバーを使っていたときと比べ、僅かに緩くなっています。とはいえ、荷物を満載してる状態でも、通常の停車に不安は感じられません。むしろフラットバーのときは、ブレーキレバーを全力で握るとホイールがロックして危険でしたが、今回のブルホーン化により、STI のレバーを全力で握ってもホイールがロックすることはなく、まるでABSでも付いてるかのようにイイ感じに停車できるようになりました。

 

 とまぁ、見た目も随分良さげになった cross-check ですが…

 RIXEN&KAUL の リュックと泥除けだけは、外せませんw

 これからも、オイラの馬車馬としてガンバレ~ヾ(≧∇≦)〃


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (やまもも)
2009-06-08 11:52:09
実用車ですねー私も納品用MR4はブルホーンに
しています。でもコレは パナのタイヤが太すぎて
ブレーキ広げないと入らないし広げるとドロップでは
ブレーキかけにくいという事でブルにしましたが
思いのほか快適。特に下りの安定性は抜群で信号待ちの多い街中でもブレーキングも楽ですわ。
通勤からチョイとしたポタまでなんでも使えて便利です。 泥除けは・・雨の日は絶対乗らないのでつけてないけど雨上がりとかで欲しいとおもうのよねー
Unknown (HUQ)
2009-06-08 20:30:12
ハンドル回りがちょーっとトップヘビーになるのが難点ですけど、ホント扱いやすいですねーブルホーン。orcaまでブルホーン化したくなっちゃいそうなぐらいにw

STIでMTB向けブレーキを使おうとするとどうしても必要になるトラブルエージェントの類ですが、調整が必要なところは全部お店任せで楽してます。(^^;
Unknown (tanukage)
2009-06-09 14:10:47
余ったパーツ、ください。
ちょうど、フラットハンドルにしたかったので。
もうちょい、待って~ (HUQ)
2009-06-10 07:44:44
小猿のGIANT TCRが組み終わった後、JAMIS SATELLITE の処遇が決まってから、残パーツ確定するー

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