そんなわけで、DAHON の小径車 Helios SL 納車。
…当然、速攻でナビ装備済みw
グリップはフラットバー化した CROSS×CHECK 同様、ERGON GR2-L Leichtbau Magnesium です。登坂の時、具合がイイんだコレが。
ホントはブルホーン化したいトコなんですが…それはまた、別の機会に。
ライトは非常用に CATEYE HL-EL520 をつけてますが、平日の夜間行動も視野に入れてますから主装備の TOPEAK Moonshine HID enduro 用台座も取り付けてます。
駆動系は
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チェーンリング : FSA 53T
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カセット : SHIMANO 11-32T 9S
です。
ホイールは20inch なので、一番 HIGH 側の 11T をケイデンス85rpm で回したとして、37km/h ぐらいになります。
ホイールはスポークが前後ともに14本組と非常に少なく、見た目美しいです。が、最初から多少振れ出てるように見えます。(^^; ニップルが見えない組み方になっているため、振れ取りするにはタイヤを外し、チューブも外す必要があり非常に面倒です。
ハブは Kinetix Neutron Pro ってヤツらしいですが、非常によく回ります。折りたたんで床から浮かせた状態で前輪回すと、いつまでも回り続けてサイコンの無線スピードセンサの電池が減ります。(^^;
タイヤは Schwalbe Kojak Dahon Special Edition。スリックタイヤで、結構グリップ良いです。
リアディレーラは SRAM の X9。シフターも SRAM X9 Tigger です。SRAM は初めて使いますが、非常にカチッとシフトします。試乗車の DAHON Mu P8 ではチェーンの収まりが悪くてカラカラいってるところがありましたが、こちらは今のところきちんと変速できてます。ま、今後ワイヤーの伸びに連れて調整が必要でしょうが。
シフターには2本のレバーが付いていて、手前の大きいレバーがLOW側、奥の小さいレバーがHIGH側です。形は SHIMANO のフラットバー用シフターに似ていますが、どちらも親指で「押して」操作します。変速の感触は、「レバーを押してる」というより「ボタンをクリックしてる」に近い、硬質な、デジタルな感じです。
LOW 側への切り替えが、レバー1押しでギア5枚分も落とせます。2回で 11T から 32T までもっていけます。街中では 11-18T の4~5枚ぐらいしか使いませんから、巡航速度から停車するまでの間に、たった1回のレバー操作で漕ぎ出し用ギアまで戻せます。Stop&Go を繰り返すとき、これは非常に使い勝手が良いです。
ブレーキはKinetix PRO V-Brake、ブレーキレバーは Avid FR5。レバーがちょっと安っぽい感じがします。SHIMANO の XTR V-Brake みたいに「ガツッと効く」感じではありません。路面が濡れているときや、30km/h 以上出てるときは、停止位置よりだいぶ前から減速はじめたほうが良さそうです。
シートポストは Kore I-Beam でφ31.7mm。結構な長さありますが、長さの割には非常に軽いです。かなりしなりもあるようで、背中にあまり沢山の荷物を背負うと、折れそうで怖いです。
サドルも Kore I-Beam ですが…
うーん。やはり、海綿体への血流が止まるぅ~(つД`)
ここはどうしても SELLE SMP に替えたい所。用途を考えればクッション無しの COMPOSITE はつらいので、CROSS×CHECK 同様 GLIDER あたりが適切かなぁ。
ただ、シートポストへの取り付け部形状が特殊なため、普通には付かない模様。こちらの一番下にある、I-Beam Classic Rail adapter kit で付くのかな??
「折り畳みにして8.8kg」 という軽さを達成するため、フレームはあまり丈夫とは言えないようです。耐荷重量は80kgまで。買い物するとリュックが7kgぐらいになりますから、今より1kg以上体重増えると買い出しに使えなくなりそうw
特に、シートポストを支える部分がヤバいらしいです。座ったまま歩道の段差に勢い付けて突っ込んだりしてると、パキッとクラック入ることがあるそうな。段差を超えるときは、必ずサドルから尻を浮かすよう心掛けてます。
納車されてから家に帰り着くまでに味わった 1st インプレは、一言でいえば「カチッとしたママチャリ」。登坂も、信号待ちからの加速も、気持ちよくこなせます。
700C に比べれば若干操舵の安定性には欠けますが、遊で乗った4台ほどの小径試乗車と比較しても十分な走行安定性です。ダンシングすると多少不安定ですが、リズムを掴めばしっかり坂を登れます。
ホイール径が 20inch と小さく、またカセットのLOW 側が 32T までもあるため、登坂は CROSS×CHECK や ORCA より楽です。もちろん、ギアを軽くしてると速度は出ませんが。
平地で 32T に入れてたりすると、停止からの漕ぎ出しですら「チェーン外れたか??」と勘違いするほど、軽く回ります。(^^;
カセットには9段入ってますが、1段分の落差が大きいため、ロードバイクと比べると漕ぎ出しの加速には劣ります。しっかりケイデンスを上げてから1枚LOW側に切り替える、という漕ぎ方を心掛けないと、ヒザへの負担が大きいです。
しかし一旦速度を乗せると、ビックリするほど楽にその速度を維持できます。速度維持に関しては、正直いって CROSS×CHECK より楽です。タイヤがスリックなのと、いいハブ使ってるためでしょう。
巡航速度は、無風で25km/hぐらい。軽く追い風だと、普通に 30~32km/h に達します。前傾姿勢をとれば、長い直線の降りでは 50km/h 弱までも出ます。降りで十分に加速した後、続く平地で本気で漕ぎ続ければ、体力の続く限り 40km/h 維持することも可能です。
Helios SL で本気漕ぎしてみて思ったのですが、時速30km/h 前後での巡航では、ロードバイクだろうとMTBだろうと、小径車だろうと、はたまたママチャリであろうと、巡航速度は乗るバイクの種類にはあまり左右されないようです。この速度域では、結局のところ「脚」が全てです。
それ以上の速度域になると、「如何に前傾姿勢で空気抵抗を減らすか」がその速度を維持できるかどうかのカギになるようです。
クランク長が170mm と、私が普段使ってる 175mm より短いため、脚全体の動きが小さくなります。そのため漕ぎ始めは消費エネルギーが少なく、「ロードに比べると楽だなぁ」と感じます。
しかし使う筋肉が限定されるため、長時間走った後の局所的な疲労が大きいです。膝頭少し上、腿外側の小さい範囲と、脹ら脛上半分が疲労しやすくなります。
折りたたむとこんな感じです。
本来はシートポストを一番下まで押し込むんですが、RIXEN&KAUL のリュック、Freepack META II を固定するためのエクステンダー(CK810) をネジ止めしているため、やむなくシートポストは写真のように引き抜いています。
リュックを取り付けるとこんな感じw
シートポスト固定部にかかる力を考慮して、ペダリング中かかとに当たらない程度まで低い位置に取り付けているため、CROSS×CHECK に装着した様よりは見た目マシです。(^^;
登坂性能チェックと食料買い出しを兼ねてくりの木ランチまで往復した後、庄内緑地公園までひとっ走りしてきました。
結局、約3時間、60km 強ほど走りましたが、長時間走るときは1時間に1度はサドルから降りて、海綿体に血流を送ってやる必要があります。(^^;
サドルを SELLE SMP に換えれば…80km/日ぐらいはいけるんじゃないでしょうか。
ただ、出張中コレを漕ぎ倒したとしても、ロードバイクを漕ぐのに必要な筋肉が維持できるか?というと…甚だ疑問です。ORCA を漕ぐのに使う筋肉のうち、ごく一部しか使ってないような感覚があるからです。
ま、とりあえずは体重維持さえできれば、いっか~(^^;
群馬はいい山も川もありそう。景色もいいでしょうねえ。
あ、蕎麦も美味しいです^^
しかし、ナビは群馬にはオーバースペックかもしれませんよw
そのための新車購入ですか、そうですか。
・・・ってことはアレですね。
今までのヒルクライムから方向転換してダウンヒルに乗り出すわけですね?
ハンドルにカップホルダーとか付けて紙コップに水とか入れてみたりするわけですよね?
・・・ドリフトに注意。
自分もこの一ヶ月折り畳み小径車の研究してました。
結論?
また、今度ね・・
>あ、蕎麦も美味しいです^^
なんだかヒルが沢山居ると脅されていますww(^^;
>しかし、ナビは群馬にはオーバースペックかもしれませんよw
サイクリング中のコンビニ探知もナビの重要な役目…w
>・・・ドリフトに注意。
豆腐屋風情と一緒にしないでイタダキタイw
>自分もこの一ヶ月折り畳み小径車の研究してました。
なんとw
やはり奥さんが仰るとおり、我々似たもの同士なのでしょうかw
案外よく走るんですよ、この手の小径車。タイヤもロードみたく神経質にならずに済みますし、「手軽にどこへでももっていけるクロスバイク」みたいな感覚です。
すっげーですね~
今ジャイアントのエスケープミニ1に心を奪われていますが、我慢してます。
いつまで我慢できるか・・・
http://www.giant.co.jp/giant08/bike_datail.php?p_id=L1238090&action=outline
チョッとTYRELL に似た感じで、コレもいいですね~
小径車、クランクが短くて脚の動きが小さくなるので、20~30km走ったぐらいじゃ全然運動した気になりませんね!(^^;
担いで輪行は8.8kgでも重かった…orz