マネーハンター 

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(で、あったがなんでもありの備忘録となった。)

ネタですが。

2009年08月15日 23時11分38秒 | Weblog
コピペです。

プチエンジェル事件なんだが、事実関係はハッキリしているわけだ。よく判らないのが「背後関係」というヤツで、巷間言われてる「ロリコン売春組織」というのが本当なのかどうか、改めて検証してみようと思うんだが、まぁ、以前にも書いたので、ほとんど再録に近いんだが、このネタは今でも結論が出てないので、何度でもやります。で、まずは事件そのものの経緯なんだが、




犯人の29歳の男性は無店舗型のロリコンデートクラブ「プチエンジェル」を経営。 女子高生数人をスカウトとして雇い、渋谷や新宿で「カラオケ5,000円、下着提供10,000円、裸体撮影10,000円」などと書かれたチラシを配ってローティーンの少女を勧誘し、男性客に斡旋、その他わいせつビデオの販売も合わせて多額の利益を得ていた。また本人も過去に買春で逮捕歴があり執行猶予中だった。

とWikipediaに書かれているんだが、実は、その当時は「男性客に斡旋」という部分は検証されてない。というか、本当に「男性客に斡旋」していたかどうか、誰も客が捕まってないので判らないわけですね。で、

その後捜査が進められ、借りていた埼玉県久喜市のアパートからは1,000本以上のビデオテープと2,000名に及ぶ顧客リストが押収された。しかし、多くが偽名との事を理由にこの手の事件にありがちな芋づる式の一斉検挙といった動きも無く、これ以上の捜査がなされることは無かった。

2000名の顧客リストというのが押収されたというんだが、その中の誰ひとり、捕まってないですね。なので、警察がリストを隠したとか、色々と噂があるわけだ。で、熱とでも、もっぱらこの2000人は
犯人から少女娼婦を買った人物のリストだと思われているんだが、おいらの見方はちょっと違う。で、以前書いたモノなんだが、

29歳で死んでいるので、逆算してみると大学を卒業してホストを2年間やって、という期間をさっぴくと、ロリコンデートクラブとか裏ビデオ販売とか、非合法ビジネスに手を染めていた期間というのは、そう長くない事がわかる。長くて4~5年だろう。仮に5年間やっていたとして、その間に35億貯めるには、年間7億円という事になる。毎日200万円ずつ貯めなきゃならない。小学生売春の相場がいくらなのか知らないが、10万ずつ抜いたとしても、毎日20人、客を見つけて来なきゃならない。大っぴらに宣伝するわけにも行かないビジネスなので、なかなか考えにくい数字なんだけどね。

犯人の吉里というのは、2001年の9月に、わいせつビデオ販売のチラシと100人分のリストをゴミとして捨てて警察に調べられているんだが、証拠が見つからず、逮捕はされてないわけです。さらに2002年の3月には、中学2年の少女を6万円で買春、その容疑で7月には逮捕状が出されている。ところが吉里はアパートから逃亡してホテルを転々とし、捕まらないまま、2003年7月の事件を迎えるわけだ。してみると、2002年には少女を「買っていた」吉里が、翌年には「売っていた」事になるんだが、そんな短期間では35億というカネは溜まらないですね。その他の経歴から見ても、仮にデートクラブ経営していたとしても、そう長い期間じゃないのは明かで、というか、そもそも
プチエンジェルというのは、「女の子を集める時に使っていた名前」であって、別に、店舗や事務所やネット上のサイトがあったわけではない。
どうやって客を集めたんだ?という疑問があるんだが、合理的な結論は出てないですね。

もう1つ、吉里は女子高生をバイトとして雇い、渋谷のセンター街なんぞでチラシ配ってオンナを集めていたらしい。チラシには「カラオケ5000円、下着提供10000円、裸体撮影10000円」と書かれていたそうで、つうか、この犯人はホストクラブで働いたり、女のヒモになって生活したり、多くのロリータデートクラブで「顔」だったという微妙な経歴を持っているわけで、「素材」を集めるのには非常に熱心だったというのが窺われるわけです。で、

ここで考えなきゃならないのは、女子高生がそういうチラシを撒くにあたって、当然、渋谷を新宿を仕切っていた地回りの連中というのがいるわけで、ナントカ組なのかナニヤラ連合だか知らんけど、ヤクザかチーマーか、そうした勢力との関係だな。全く無関係ではそんなリクルート方法は出来ない。で、リクルートというと、おいらの勘では吉里もある意味ではリクルートされた人間ではないのかと思うわけだ。

多くのデートクラブで少女ぱかり買い漁っていた犯人が、闇組織から黙って見過ごされるわけがないので、事件が起きた時には既に、犯人は闇社会の一員として動いていたのではないかと思われるわけだ。いわば、

闇金の被害者がいつの間にか闇金の従業員にリクルートされちゃうみたいなもんで、逆に「組織」からリクルートされて、裏ビデオの販売やら「タマ」を探す役割やら押しつけられたのではないか、という気もするんだけどね。

で、裏ビデオがどうやって売られるか? という話になるんだが、今ではネットで簡単に買えたり、ダウンロード出来たりするんだろうが、2001年当時では違いますね。「チラシ」を捨てて捕まりそうになった、とあるんだが、この当時の流行りは、チラシのポスティングです。マンションやアパートの郵便受けに、ひたすらチラシを投函して連絡を待つ。注文が入ると、
蕎麦のない蕎麦屋の登場です。蕎麦屋なんだが、いつでも蕎麦は売り切れていて、なのに、時々出前には出ているw 言うまでもない、コレが裏ビデオの配達係ですね。おいらの知人に、コレやっていたヤツがいる。前科二犯w おいこら、カネ返せよ!

さて、宅配するんだから、住所が手に入るわけだ。

世間では「プチエンジェルで少女を買った客の名簿」だと思われているようなんだが、コレにしてもちょっと考えてみれば、そんな筈はないのが判る。5年間の営業で2000人分の顧客名簿を作るためには、年間400人、まぁ、休みの日とかも計算すると毎日2人ずつの新規顧客を獲得しなきゃならない。リピーターは別として、だ。実際には5年間も商売やってないはずなので、毎日10人ずつ、新規顧客を獲得していたとか、とても考えられない数字なんだが、コレについてもおいらの勘では違うと睨んでいる。

まぁ、どう考えても「少女を買う」ヤツより、「裏ビデオを買う」ヤツの方が数は多いだろうというのは、判りますね? そもそも値段がケタ違いだし。なので、

推測なんだが、頻繁に少女を買い漁っていて「組織」に目をつけられた吉里は、宅配裏ビデオ屋として営業を開始するが、マジメに一生懸命やるし、もともと頭が切れるヤツなので、リストを渡されてプチエンジェルを立ち上げる事になる。で、渋谷や新宿で遊んでいる女子高生を使って小学生をスカウトし、2000人のリストを対象に売り込みしていたのではないか、と思われる。というのも、「小学生の売春婦いるんだけど、買いませんか?」という勧誘は、そら、おおっぴらには出来ないわなw でも、相手が非合法の裏ビデオを買ったヤツだったら安心だ。

どうやって少女を買う客を集めていたのか判らない以上、見えている「材料」だけで判断すると、以上の結論に至るわけなんだが、あるいは、プチエンジェルというのは、吉里が「趣味と実益を兼ねて」裏ビデオの「女優」を探すための組織の名前に過ぎなかったという可能性もある。もちろん、2000名の「裏ビデオを買った客リスト」を対象に営業かけていた可能性もあるんだが、それも立証する材料は皆無です。

もう1つ、落語でたとえ話をするんだが、古い新作落語で「国立ぜんざい公社」というネタがあって、ぜんざいを食いに行くと、住所と名前を書かされて、待たされて、という笑い話なんだが、ぜんざい食うのに住所は要りませんね。まして、オンナを買うのに名前は要らないだろw 国立少女買春公社w もし、吉里が本当に「少女買春クラブ」を経営していたとしても、客に「住所と名前を書いてくれ」とは言えませんね。せいぜい可能性があるのは、電話番号を記載しておくことくらいです。それだって、用心深いヤツは公衆電話から電話するだろう。

と、そんなわけで、35億というカネを持つ「組織」の一員として、日々、裏ビデオの製造販売に励んでいた吉里なんだが、実際には
殺されたわけですね。まぁ、自殺でもいいんだが、殺されたと考えた方が面白い。組織の中で仕事をしていたとすると、対立する「組織」のしわざなのか、それとも所属する「組織」そのものが、吉里が邪魔になって始末したのか、35億円が残されたところを考えると、対立する「組織」の犯行だと考えるのが妥当ではないかと思うんだが、コレばかりは判りません。ちなみに、この事件の捜査を指揮したのが官邸のせむし男ピアノ弾きだそうで、まぁ、政治家とか財界人が裏ビデオをせっせと買っていたとすると、少女そのものじゃなくても出世に響くというモノでありまして、事件そのものより、その背景が面白い事件ですね。



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