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【この世を生きる意味とはなんなのか・・】 秀吉の辞世の句は 人生の儚さを象徴

2024-05-05 13:32:40 | 政治

この世を生きる意味とはなんなのか・・秀吉の辞世の句は 人生の儚さを象徴

一介の百姓の倅が 天下を取り

その一代記が小説やら映画で語り継がれています

太閤秀吉は朝鮮出兵で 韓国では 鬼畜扱いですが

日本国内では いつまでも 立身出世の 鏡であり英雄視されています


彼の辞世の句は

『露と落ち 露と消えぬる わが身かな
  浪花のことは 夢の又夢』


彼の命の灯がまさに風前のものとなったとき

脳裏に浮かんだものは 何もかもが現実か幻か・・

一代で築いた その全ての物が 自分の臨終を前にしていかに虚しいものかを感じたようです

秀吉は五大老の筆頭の家康を枕元に呼びこう言った

【家康よ お主は知恵者だ 次の天下はお主のものだろう・・わしはこうして斃れるまではお主にはすべてに勝っていた。 
だが一つだけ、お主にどうしても勝てなかったことがある。 それは人作りよ・・】

私の妄想だけどそんなことを言ったと思いますね。

秀吉は 物ではなくて 人であることを悟ったのです

だから 小説やドラマでは老醜を晒しつつ臨終寸前まで 秀頼のことをくどくど、と

その後見を 家康に 哀願するサマが 描かれています

秀吉は 物や権力こそ全てをゲットしたけど 【人】をゲットすると言う意味では明らかに失敗してます

子の秀頼も幼いし 信頼できる家来は結果的に石田三成ぐらいしか育ててなかった

最後は 【わしの人生の目的はいったい 何だったのか】

と、子孫や優秀な家臣を遺した家康よりは 慙愧の思いだったろうと 容易に推測できます

つまり なにを言いたいかというと、この世を生きる意味と言うか、この世に遺すものは 

むろん、物や権力ではなくて 真の友であり 信頼のおける子供なり 重臣なり

【自分の熱情や夢を受け継いでくれる ものの存在】ではないでしょうか・
 
おわり
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