どーも、現2年目の田中です。
最近は寮を出る人や札幌を離れる人の門出を祝うために酒杯をあおることが多いですね。へとへとになりますが、たまに良い話も聞けるので良いものです。
さて、私には「やったら人間として終わってしまうことリスト」なるものがあります。もしやりたくなっても、それをやってしまったらのめり込み、節度をもった人間としての尊厳を失ってしまうことのリストです。例えるのなら、依存性の高い薬物のようなものです。「人間は凡そ何らかの依存者であり、狂人である」と私は考えていますが、それでも依存してはいけないものはあると思います。そういったもののリストです。ちなみに、リストの中にはやってはいけないとしているのに、既にやってしまったものも含まれています。
リストには色々と書かれています。そのうち大きな比重を占めるものとして、パチンコ・性風俗・煙草・暴力・ウマ娘があります。
・パチンコ
パチンコは私にとってお札を機械に吸い込ませる遊びです。こんなものにハマってしまったら時間と金を浪費し、人間として終わってしまうことは明白です。私はこの、パチンコという存在を打ち砕くため、3回ほどパチンコに行き、無意味にお札を吸い込ませる所業を犯しました。愚行と言われても仕方がありませんが、私にとってはパチンコという、いつどこで人生を狂わせるか分からない存在を打ち砕いておくための所業だったのです。この所業が功を奏したのか、現在は全く脅威に感じていません。
・性風俗
これは、既に一度私を人間として終わらせました。ここで一度、私は尊厳を失いました。そのため、私にはもう、本心からこれを批判したり、退けたりすることはできません。いくら心の内ではリストに入っていることだと思ってみても、身体が言うことを聞きません。気持ち悪いですね。そうです、人間として終わった存在というのは本当に気持ちの悪いものなのです。
・煙草、暴力
言わずもがな、煙草は依存性のある薬物です。心肺機能をもろに傷つける行為である為、これは北大柔道部員として断固吸うわけにはいきません。そのため、部活というものがある限り、私がこの存在に屈することはありません。また、暴力も依存性のある行為です。一度、人に手をあげてしまった人間は、次に同じ状況になった場合、また同じように手をあげるでしょう。暴力に頼った瞬間、人を殴ることでしか自分の気持ちを伝えられない、悲しきモンスターへと成り下がってしまうのです。そのため、私は暴力という薬物にも手を出しません。
・ウマ娘
現在、部員の中で集団中毒を引き起こしているものです。中毒者となった部員は幻覚症状をみているかのようにウマ娘の名前を部室で叫び、それに疲れると、今度はウマ娘と自己中心的な婚姻関係や近親関係をつくり上げ、夢想するようになります。ウマ娘は非常に危険です。トランス状態に入った澤田さんや北川を見て、ウマ娘には手を出さないでおこうと誓っていたのにも関わらず、気づけば私は大体のウマ娘の顔と名前を覚えてしまっています。依存性の高い薬物がほんの少し舐めただけでも危険な中毒症状を引き起こすように、ウマ娘もちょっと画像や動画を見ただけでも強い作用を人体に及ぼすものなのです。そのため、私は決してウマ娘に手を出すことはしません。
・・・という感じのリストが私にはあります。
皆さんも、こんな感じのリストが心の中にないか考えてみると何か発見があるかもしれません。
ちなみに、このリストに七帝柔道は入っていません。確かに依存性のあるものではありますが、それが悪い依存とは思えないからですね。
人間は何かに依存しながらしか生きていけませんが、その何かは自分の意志で選び取れたら良いなと思います。