あの日は6月14日。七大戦の初日です。
先輩方が試合で緊張されている中、橋本と小山には一悶着ありました。
さすがに試合を前にした先輩方に僕らの粗相を打ち明けるのも申し訳ないと思ったので、今までためていました。
ここで打ち明けたいと思います。
6月14日、僕らはTOEFLの午後受験組だったので、それを受けてから応援へ向かう予定でした。
14日の午後5時、テストが終了し教養前で橋本と待ち合わせて、札幌駅へ向かいました。
約40分後、駐輪場に自転車を停めるのに手こずりましたが、なんとか空港行きの快速電車へ乗れるはずでした。
この電車ならぎりぎり搭乗案内に間に合うはずでした。…はずでした。
しかし、僕らはもう間に合わない電車に乗るほかありませんでした。飛行機も間に合いませんでした。…間に合いませんでした。
空港で悲壮感とともに払い戻しを終え、僕らはベンチに座り込みました。
…。どうしようか。
すると突然、橋本が言いました。「俺は日々の記録を残したいんだ。」
そう言っておもむろに記念撮影を強要してきます。

痛いなー。
でもいいや、俺も写ろう。

あれ、楽しくなってきた。


やるな、橋本。
暇を持て余したぼっちのアソビ。

もうおかしくなっていました。
僕らは空港内の温泉施設に朝まで居座り、休憩することにしました。
そして翌朝、この後もあと三悶着くらいはありましたが試合会場にたどり着けました。
その頃にはもう、準決勝の阪大戦でした。もはや一試合も見れないのではないかと不安だったので、少しでも先輩方の勇姿が見れて良かったです。
あのおかしなテンションで過ごした夜も報われたということでしょう、きっと。
来年こそは必ず最初から、願わくばメンバーとして七大戦の舞台に立ちたいです。
あまりオチませんでしたが以上です!
では、次は手良向に書いてもらいます。よろしく!