ふえふきの気まま・着のまま日記

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フルートを吹きたい方へ(その6)リズムの取り方、合わせ方

2021-07-06 09:09:28 | フルート教室

フルートを吹きたい方へ(その6)リズムの取り方、合わせ方

小節の頭で合うようになったら、
次に四分音符単位で合わせ、細かくして言って最後は楽譜の一番細かい音で合わせるのです。

いきなり楽器では出来ないので、声を出しながら、ゆっくりと机を手で叩いてやります。
ゆっくりやることがポイントです。
ゆっくりの中に出てくる細かい音符を偏らずに慌ててやらないようにしてください。

4/4拍子なら4回、最初は大きく叩き、小節の切れ目を意識します。
そして楽譜を見て |タン、タン、タン、タタ|タン、タン、タン、ン|のように鼻歌で歌うのです。

この歌い方もいろんなテクニックがあります。
例えば連続する3連符は、タタタ、タタタでも良いのですが、キムチ、キムチでも良いのです(笑)

リズムに関する説明ページはネット上に沢山あるので、参考にした方が良いと思います。

場合によってはオリジナルの演奏を聴きながらやります。

それをやるためには、伴奏楽譜を見てやることと非常に効果的です。
伴奏音源とパート譜だけのものが多いので、時にはスコアを買って読むことも必要です。

自分が吹いている時、共演相手(伴奏者)が何をしているのかを知るのです。

自分が付点音符付きの音を演奏している時に、ピアノがそれを支えるように細かな音を弾いていることもあります。
その細かい部分がピタリと合わせるようにするのです。

(例)浜辺の歌
メロディーの中に付点音符で延ばす部分があります。その部分ではピアノは細かい音を刻んでいます。
それがピタリとあうようにします。ピアノの動きがわかるように生演奏で紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=p6NT4WCSWFY

普通は安定したリズムで両者が演奏していれば、勝手にあってくれます(笑)

それを知って合わせて協調して初めてリズム上のアンサンブルが成立します。

脱線ですが、私は伴奏と言う言葉が嫌いです。
演奏とは一緒にいる全員が一緒になって作るもの。
ソリストに合わせる伴奏者なんて上下関係が合ってはおかしいのです。

リズムを合わせるだけなら一定ピッチで刻んでくれるメトロノームがあります。
もちろんそれでも用が足りる時があるのですが、
どうせ合わせるなら、リズムに動きがある伴奏動画の方が良いのです。

一時期、私は安い電子ドラムを買ってリズムの特訓もしたことがあります。
自分の鈍さを再認識させられて焦りました(笑)

続く。次は音程の話です。



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