The Road of Tepid Water

とりこの的ゆるゆるぬるま湯日記。

コリドラス物語(3)

2005年04月03日 | Weblog
まるで我が子のように・・・。

しかしそう思っていたのは
同居するラミー兄弟とアカヒレ夫妻だけだったようです。

コリドラスのおじちゃんは、実は猛烈なラブコールを送っていたのです。
しかし、まだ幼いジャリコリ(注1)の彼女には
その真意は伝わらないようで、ただただおじちゃんにじゃれつくばかり。

来る日も来る日も。
おじちゃんは、めげずに想いを伝えようとしました。
ですが結果は変わることはありませんでした。


それから数ヶ月がたちました。

あんなに幼かった兄妹も、今では体長4cm。
あどけなさが残るものの、立派な若者に成長しました。


今度こそ。
おじちゃんは想いを伝えます。

結果は・・・・。

それはまたのお楽しみ。



小さな小さな水槽のお話でした。
                      完


(注1)
子供のコリドラスは、本当にジャリの模様なので(笑)
あ、ちなみにこの物語は実話です(^^;)


第○次花粉戦争、死闘の果てに

2005年04月03日 | Weblog

戦地には、いつもと同じように強い風が吹いている。
晴れ渡った空を見上げてトリコノ軍曹は振り返る。

あの激戦から約一月・・・・。

あの時。

敵の攻撃で、ハナミズ止まらず
救援物資のティッシュもすぐ底をつく始末。
目に見えぬ敵との戦いは、果てなく続くと思われた。

いや、今も続いているのは確かなのであるが
本部の増援部隊の予想外の活躍により、すんでのところで事なきを得ている。
クラリチン部隊。
彼らはまだ生まれて一年だというのに、高い戦闘能力を持ち
さらには眠気も起こさないという、とても優れたヤツらだ。
万歳クラリチン。
ありがとうクラリチン。

彼らが来てくれなかったら・・・・。
自刃(爆)の思いで「注射」に走っていたかもしれない。
注射は、恐ろしいほどに症状がピタっと止まり、まさに無敵状態になりうるのだが
その反面、注射はあまりお勧めしないとよく言われる。


カラス天狗型マスクを片手にトリコノ軍曹は勝利を確信した。


しかし、このときはまだ気づいていなかった。
スギに代わる新たなる敵が着々と近づいていることを・・・。


完。