風花の覚え書き

タイムスリップな日

昨日の話しになるけど、なんと45年振りに中学時代の同級生に会ったよ。

45年振りよ、45年!

何年か前に共通の友人からfacebookでつながってはいたけど、まさかこんな再会を果たすことになろうとは…。

彼女は埼玉在住なんだけど、お父様が亡くなって、その手続き諸々で急遽来道することになったっちゅうわけ。
しかも、大宮から北海道新幹線に飛び乗っての移動。羽田まだ出るより便利らしい。
彼女も30年振りの帰郷となるってことで、車窓から景色を眺めながらの旅は楽しかったみたい。
確かに大宮から函館までは新幹線だから速いし快適よね。
けど、函館から北海道のほぼ中心部にある旭川市までの陸路はなかなか長いわー(笑)

そんなこんなで、私も心の準備もそこそこに彼女に会いに出かけて…。
お互いにマスク越しだし「あの、〇〇ちゃん?」的にそーっと声をかけ😁。
そりゃお互いに45年年取ってるんだもんねー。

けど、一度話が始まれば機関銃スピーチ。
時間なんで関係ないね。

まず彼女が行ってみたいと強い希望があったのが、また意外や意外。

それは私たちの時代、一度は写生や見学で訪れた場所。旧郷土博物館。

今は改修されて彫刻美術館になってる。
彼女は収蔵されている作品ではなく、この建物がどうしても見たかったそう。

地元にいる私も訪れるのは多分、中学の写生会以来で、確かに懐かしくはある。
ひとしきり見て歩き、公園の白樺に感動しとても楽しそうで。

その次に見たいものは大雪山の山並みだって。
えっと、私は毎日その中で生活しているものであって当たり前なのだけど…。
山に向かって近づいていくと、彼女は感激で鳥肌が立つって言ってた。

埼玉にいて身にまとってきた物が少しずつ剥がされて体と心が軽くなってきたって満足そうで私も嬉しかった。

生まれも育ちも、そして今も、この地域でしか暮らしていない私は「故郷」はなくて、そこまでの思いを感じたことはないのよね。

他にもいくつか彼女の思いを叶える場所を訪れてあっという間の1日だった。

実は彼女は離婚後、子どもを3人育てて、今はすでに「ひいばあちゃん」になってる。
還暦にして「ひまご」ちゃんがいる。

同じバツイチではあっても、子育て経験もなくずっと地元でゆる〜く暮らすことを選択した私とはエネルギーの度合いが違うって感じた。

15歳の頃の自分たちには予想できるはずもない45年。まあ、ホント人生いろいろ♪ってとこかな。

まだまだこれからお互いに頑張らなきゃねってお別れしてきた。
とても刺激的な1日で、まだ余韻が残ってるかも。

そして我が家では相変わらずフード拒否断行中の頑固ちゃんと戦い。


アンヨのマッサージをする私の手をペロペロするようになった噛みつき娘を愛しみ。

この子たちも私も日々の時間を大切にしていかなくちゃ、と思ったりするのでした。






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