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2010年度北海道ツーリング(5日目)

2010-08-29 15:29:16 | ツーリング
今朝も恒例の窓の外チェック。どんよりと雲が垂れている。予報も全道、雨時々曇か曇時々雨。
さすがに今日は観念してホテルを出発するときにカッパを着用し万全の雨対策でスタート。
出発して10分程でポツポツしてきた。レイングローブに履き替えて雨に備える。

雨の予報だったので、今日は揺るやかな峠道である狩勝峠を越えることにしR38を清水町に向けて走ると早くも強い雨に遭遇。
日勝峠にしなくて良かったとメットの中で独り呟く。

しかし、狩勝峠に入る頃には雨も止み、楽しい気分で登っていくと霧がドンドン迫ってくる。
丁度、前方を自衛隊の弾薬車を積んで移動中のトレーラー軍団がノロノロ登っている。
良い天気ならイライラするところだが、霧の中ではナビ役として利用することにしておとなしく付いて行く。

道の駅「南ふらの」でトレーラーも休憩のようで同じくお昼も兼ねて休憩する。
さすがに富良野、こんな日でもカッパ姿のライダーが多くいる。
隣に駐車したタンデムカップル、彼はブーツカバーなしでかなりぐっしょり。タンデムの彼女、「雨もまた楽し…ですよ。」と笑っていたが、彼はニガ笑い。
そら後ろはイイわな、乗ってるだけだもの。と彼にちょっぴり同情。「まぁ、今日は帯広まで」と言っていたので無事に着いたことでしょうけど…。

この後、富良野市街を抜けるまで、薄日も射してきて天気も回復かと予感させたが、甘かった。
芦別の道の駅に着く頃はかなり激しい雨にたたられ、しばらく道の駅で休むことに…。

そうこうしてると又々雨も上がり、歌志内のロマン座を目指す。ここに来るのは本当に久し振り。
20数年前のTVドラマ(倉本聡脚本)の舞台となった町だが、訪れる人もなくひっそりと佇んでいる。

ここに来たら、もう一箇所寄らなくては今回のテーマ「駅 Station」が成り立たないので、今は廃線となった上砂川駅を訪ねる。
この駅もTVドラマの舞台となった「悲別駅」として登場していたので、今も旧駅舎が保存されており当時の撮影風景等が展示されている。
興味がある人は寄ってみて下さい。今はもう誰にも邪魔されず、ゆっくり見学できますよ。

あとは今夜泊まる札幌を目指すのみだが、雨が降ったり止んだりで結局カッパが脱げないまま札幌到着。
今夜もN山夫妻と合流だが、まだ到着していない様子。昼頃のメールでは占冠あたりだったのでとっくに到着してても不思議ではないのだが、到着してたら不思議なのがこの二人。(失礼しました(笑))

部屋で少し休んでいるとどうやら到着した様子。二人は土産を買わなければならないので、荷解きもそこそこに狸小路の土産物店へ。
私も店内をウロウロして土産を購入しEdyで払おうとしたら携帯がない。
N山夫人は「ホテルに忘れてきたのでは?」と言いましたが、どうもポーチに入れてきた記憶が有ったのでN山君に電話してもらう。
「あ~モシモシ…」とフツ~に喋っているが冗談と思っていたら本当に喋っていた。「その電話の持ち主のツレの者ですけど、その電話どこに有りますかっ~」って。どうやらホテルを出た近所の花屋さん前で落としたらしい。
預かって頂いていたようで、キズ一つない状態で無事に戻りました。札幌の皆さん、有難うございました。

無事電話も戻り、ホッとしたところで久し振りにジンギスカンを食べに行くことにしたが、平日にも関わらず結構混んでいる。
しばらく待って何とか席に着くことができた。
当然、いつものジンギスカンとお寿司の食べ放題で満腹になるまで頬張る。大変、美味しゅうございました。

                                                          (本日の走行 約282km)

悲別駅の動画はこちら

悲別ロマン座の動画はこちら

ビール園でのジンギスカンの動画はこちら




道の駅「南ふらの」にて。 トレーラーに載っているのは「87式砲側弾薬車」らしい。



おなじく「南ふらの」にて。



悲別ロマン座。



同じく悲別ロマン座にて。



同じく悲別ロマン座にて。



悲別ロマン座の案内看板。



旧上砂川駅舎(悲別駅)。



同じく旧上砂川駅舎(悲別駅)。



旧駅舎内には「昨日、悲別にて」に関するものが展示されている。(その1)



旧駅舎内には「昨日、悲別にて」に関するものが展示されている。(その2)



旧駅舎内には「昨日、悲別にて」に関するものが展示されている。(その3)



旧駅舎内には「昨日、悲別にて」に関するものが展示されている。(その4)



旧駅舎内には「昨日、悲別にて」に関するものが展示されている。(その5)



旧駅舎内には「昨日、悲別にて」に関するものが展示されている。(その6)



旧駅舎内には「昨日、悲別にて」に関するものが展示されている。(その7)



札幌市内はシトシトと雨が降り続く。



ビール園でジンギスカン。



お寿司も食べ放題です。泊まったホテルのカードキー裏面が10%off券になっていてラッキー。


2010年度北海道ツーリング(4日目)

2010-08-22 22:44:57 | ツーリング
毎日天気が気になるので、朝目覚めたら一番に窓の外を見るのが日課になっています。
今朝は青空が広がって気持ち良さそうな網走。
今日は帯広までの予定なのだが、十勝地方の天気は曇りとのこと。
まぁ、雨じゃなければヨシとしなけりゃ。

ということで、先ず、R244から少し入ったところにある「止別駅」へ。
ここは取引先のO社長が以前立ち寄ったことがある駅で駅舎内にラーメン店が有るというものです。
大きな駅ならともかく、無人駅にラーメン店とはちょっと寄ってみたくなりました。
しかし、あいにく臨時休業とは…。(どうせ朝から食べられないけどね。)

再びR244に戻り、斜里から好きな道のひとつである根北峠を抜けて標津まで。(本当に北海道らしくて走りやすいいい道です。)
しかし、根北峠を半分過ぎたころから霧が出てきている。
標津のサーモンロードに入った頃には濃霧でシールドが曇る、曇る。

シールド拭き拭き、JA標津オリジナルの旗がもらえるホクレンスタンドへ立寄ることにする。
予想通りフラッグプレゼント中。更にJA標津青年部の方たちによる牛乳プレゼントも有り、少し寛ぐ。
やっぱり絞りたての牛乳は美味しい。甘い感じがしてウマイと言うと「そうですかっ~」って期待外れの返事が返ってきた。

ところで、ここで出会ったマグナ50氏、東京からとのことでしたが、原付で既に道内のかなりの距離を走ったそうで、一旦帯広にバイクを預けで帰京し仕事を済ませて1週間後に再び舞い戻って9/17までツーリングを続けるそう。羨ましいかぎりです。

その後、霧も晴れないことから開陽台は断念し、お昼まで少し時間もあるので中標津市街をウロウロ。
本日の最大の目的である別海町のドライブイン「ロマン」へ向う。ここでお昼を食べるつもりで朝の食事は少しセーブしてました。
去年断念したポークチャップに挑戦です。しかし、通常サイズは無理そうなのでミニにする。勿論ライスは少なめに…。
しかし、ミニでも400gあるので一寸自信は無かったが出てきたら結構食べられそうな感じ。
じっくり焼いているので脂が抜けて、かなり縮んでいる。脂身が無いので、あっさりした食感で全部平らげました。

満腹になったところで、夜に合流することにしているN山夫妻との約束の時間に遅れてもマズいのでそろそろ帯広に向うことにする。
ロマンで帯広に向うルートを考えるが、数年前にNHK・BSで放送された「気ままに寄り道バイク旅」で紹介されていた螺湾蕗を見学することに決めたので結局、阿寒を抜けて足寄から帯広と最短ルートを走ることに。

その間、霧は一向に晴れる気配も無く、摩周湖も「霧の摩周湖」に決まっているのでパスし、一気に螺湾まで。
しかし、「気ままに寄り道バイク旅」の走った時期は6月だったようで丁度一番良い時期だったみたい。8月も半ばとなるとすでに枯れかけていてイマイチ。

ここからは道東道の足寄ICから音更帯広ICまで折角無料になったので高速を使うことにしたら、予定よりも1時間早く到着。
N山夫妻も30分後に到着したとのこと(泊まるホテルが別。N山夫妻は某航空会社系)で、帯広駅で合流。居酒屋さんで無事の再会を祝して乾杯。

                                                              (本日の走行 約403km)



止別駅にて。



止別駅のホームから。(ラーメン屋さんは「えきばしゃ」っていう名前)駅舎内の右手がお店。



お気に入りの「根北峠」。この先の方は、雲海かと思ったら、その後現れたのは霧でした。



標津のホクレンスタンドで旗と牛乳がプレゼントされた。



東京のマグナ50氏。



ロマンのポークチャップ。(これでミニです。)



カットしたところ。脂身がありません。



ライダーが非常に多い。(ツーリングマップルの効果か。)



足寄町螺湾地区の「ラワン蕗」。(北海道遺産らしいです。ここの蕗は、食用に加工されているそうです。)



ここの蕗は、足寄川沿いに自生しているそうです。



帯広の居酒屋さんにて。(その1)



帯広の居酒屋さんにて。(その2)やっぱり北海道で食べるホッケは美味い!



標津でもらったJA標津の旗とミルメーク(コーヒー、チョコ、イチゴ味で牛乳に混ぜると美味しいらしい。)
しかし、旗は毎年色が違うだけでデザインは同じ。せめて年号を入れてくれれば…。




8月度ツーリングのお知らせ。

2010-08-16 23:26:53 | ツーリング
HTRCメンバー各位。

8月度例会のお知らせです。まだまだ暑い日が続きますが、ちょっと涼しげな皿そばを食しに行きます。

沢山のメンバー参加で暑気払いしましょう

目的地 :出石

例会日時:8月21日 AM8:30集合

集合場所:R312 カメラのキ○ムラ砥堀店南側のコンビニ

出欠連絡を20日までにFまで連絡して下さい。


2010年度北海道ツーリング(3日目)

2010-08-15 13:02:04 | ツーリング
増毛で「駅 Station」のロケ場所を見学したこともあり、今回のツーリングコンセプトは「駅 Station」。
各地の駅や列車に関するところを巡ることにします。
(初日、2日目と動画を追加しました。本日の走行を記した部分の次にリンク張ってます。)


空模様が気になる毎日。名寄も午前中に雨が降る予報、今日の宿泊先である網走も夕方から雨とのことなので、いつもより早目に宿を発つ。
先ず、昨日行きそびれた智恵分ひまわり畑へ…。丁度満開の時期なのに朝が早いのか誰もいない。
しかし、ここのひまわり畑は70万本とのことだがどうみてもそんなに有るとは思えないのだが…。
(下の方で映りが悪いですが、ひまわり畑の動画を公開しています。)

この後、本当は猿払の方に立ち寄ってからオホーツク国道を南下する予定だったが、天気も気になったので道道49号を経由して雄武まで出ることにする。
ここの道道には旧美幸線の廃線跡を利用したトロッコ王国といってトロッコに乗って廃線を往復10km乗車出来る観光施設がある。
ちょっと覗いてみると数名が乗車中。
一体いくらかなと料金を確認すると2名以上で1人¥1200、1人だと¥1500。たった10km森林浴するだけにしては高いような気がする。
何より1人だと¥300高いというのが何だか感じ悪い!
せめて¥1500/人として2名以上なら¥300引としたほうが抵抗少ないと思うけどな…。

さて、雄武に出てからはオホーツク国道(R238)を快調なペースで走る。
ちょうどお昼時に取引先のO社長お薦めの北勝水産に寄れそうだったので、お昼はホタテバーガーを食することにする。
さすがに有名なだけあって、店内は大賑わい。早速戴くが、メチャクチャ美味しいというほどではないような。

あとは久し振りにサロマ湖、能取湖を廻って網走市内へ。
網走市内も今までマトモに観光したことが無かったので、水族館でも行くかと思っていたら遠くで雷鳴が…。
こりゃヤバい。ここまで来てカッパはご免と、少し早いがチェックイン。

部屋で寛いでいると来ました来ました雨雲が…。あっという間に土砂降り。
窓の外では雨の中、カッパも着ず元気に走るたくさんのライダーが駆け抜けて行ってます。

しばらくして雨も上がったところで、いつものお店でいつものメニューを戴く。
毎度のことながら混んでいて、カウンター席しか空きがなく写真を撮る根性が有りません。あしからず。
昨年も載せていますので、見たい方はこちらから…。

(本日の走行 約287km)

名寄・智恵分ひまわり畑の動画はこちら



名寄のひまわり畑。(その1)



名寄のひまわり畑。(その2)



美深のトロッコ王国。



乗り込んでいる人がいるんだ~



道の駅「おこっぺ」にて この列車、無料宿泊所になっている。(旧名寄本線跡が道の駅になっています。)



続いて、道の駅「かみゆうべつ温泉」ここにも旧上湧別駅舎と列車が保存されている。



ライダーの間では知らない人はいない? 有名な北勝水産。



北勝水産名物「ほたてバーガー」ランチで戴きました。



サロマ湖にて。



網走に入る手前に保存されていたなんて今回初めて知りました。 旧卯原内駅にて。



能取岬にて。



網走の商店街って、こんな名前だったんだ。




2010年度北海道ツーリング(2日目)

2010-08-14 03:13:41 | ツーリング
朝、目覚めて一番に窓の外を見ると予想通り雨が降っている。でも、何だか空が明るいので止みそうな予感が…。
天気予報をチェックすると日本海側は天気も回復するとのことなので、今日のルートはR231を北上することに決めた。

N山夫妻は釧路を目指すのでホテル前でお別れ。(釧路の天気は終日曇りらしい。雨よりマシか。)
予想通り出発する頃には曇り空ながら雨も上がってホッとした。
出発準備をしているとホテル上空ではジェット戦闘機の轟音が響いている。
今日は千歳基地の航空祭が開かれるとのことで千歳市街の上空を飛んでいるのだが、雲が多くて音しか聞こえません。
本当は見物したいところだが、札幌に向けて走り出す。

札幌市内も丁度雨が上がったばかりのようでラッキー。(道路はベチャベチャ)
石狩市内では晴れ間も覗き気分よく走る。ここ数年、このルートは南下するばかりだったので北上は久し振りで何だか新鮮。

いつもの雄冬岬で記念写真を撮ったあと、ここ数年ウロウロしている増毛へ立寄る。
昨年食事した店でお昼。海鮮丼を注文したら何とウニが入ってない。
今日はウニが入荷しなかったとのことでちょっとガッカリ。でも他の海の幸が沢山入っていて美味しかったが…。

その後、日本最北端の造り酒屋である国稀酒造、他を見学し「おびら鰊番屋」に立ち寄り苫前のR239を経由して朱鞠内湖を見物。
しかし、日曜日というのに誰も居ない。ゆっくり記念写真は撮れたがチト寂しい。

今日は名寄で泊まる予定なので、ひまわり畑見物してからチェックインするつもりだったが、いつの間にか夕方だったので断念し翌朝見物することにしホテルへ。
19時過ぎに晩ご飯を食べに名寄駅前まで出掛けるが、食事の店が駅前に1軒あるのみ。
仕方ないので、ここで夕食。食べ終わるとすぐに店内の照明が消え、閉店となった。
えっ、まだ20時前やでと思ったが、商店街は全て閉まっており、歩いている人も見掛けない。夜の早い街でありました。

もうホテルに戻るしかなく、初日のブロクをアップした次第です。

                                            (本日の走行 約330km)


苫前の風力発電群の動画はこちら




厚田付近から日本海を望む。海水浴客で賑わっている。



R231は「にしん街道」と呼ばれていたのか。



例年の撮影ポイント「雄冬岬」



増毛の昼食 海鮮丼(ウニが入荷せず少々寂しい。)



増毛ってアイヌ語で「かもめの多くいるところ」の意味だとか。確かにその通り。



20数年前の映画「駅 Station」のロケが行われた食堂は観光案内所になっている。



店内は映画の撮影風景をパネルにして展示してある。(写真は増毛駅でのシーン)



道北の終着駅は何とも言えない雰囲気。



国内最北端の造り酒屋「国稀酒造」



店内は展示室にもなっている。試飲も出来ますが運転する人はNG。



北海道最古の木造校舎「増毛小学校」



苫前は風力発電が活発な町。



誰もいない「朱鞠内湖」