10月29日の日曜日、10歳に満たない姪の50回忌の法要の為、
お寺さんに、お布施と菓子折りを持って、忌明けのお参りに行く。
他の人たちは、
50回忌とかしなくていいのでは?
と言うが、この子は未熟児で誕生し、保育器で育った。
だが、当時は医療に、特にこのような保育器を利用する、
小さな患者を救う医療レベルは低かったのではと思う。
当時のことはよく覚えていないが、人間誰でも余分な水分が、
脳のどこかの管から排水されているそうである。
その排水(菅)が詰まり、手術すること5回。
4回は、当時の医者が下手くそだったのであろう、
いづれも失敗している。
なので、姪の頭は膨大になっていた。
5回目の手術はアメリカで勉強してきたという、DRに行ってもらって
成功した。
だが、時は遅し姪の脳は元通りにならなかった。
死ぬまで、寝たきりで学校とか問題外だった。
姪を診た、DR,は10歳までは生きないだろうと言った由。
その子の50回忌である。
これくらいしてやらねば、可哀そうだ。
私の考えで、忌明けを行うことにした。
一番 血の近い甥っ子に行うように連絡した。
姪との関連をお寺さんに説明した。
甥は、弟 そして今日の施主であること。
私は叔母
そして二人では寂しいので、甥の息子を借り出した。
この子は、姪の甥になる。
血筋としては、私と一緒である。