
台風21号の強風が猛威を振るったが、今朝は、打って変わって晴天になった。久しぶり
に早朝から、下流の多摩川の睦橋の近くにある石川酒造を見学した。近くにはあるが余り詳細
には見学していなかったので写真を幾枚もとってきた。その一枚が、ごらんの園内を現在も
流れている熊川分水であり、先日、公民館で講演を聞いてて来た川で゛ある。石川酒造は、明治の
初めごろに、この熊川分水を引く工事の中心の人で、一代をなしている福生の富豪であり、大な
屋敷を構え、園内では、地ビールも飲める公園もあり、観光のひと役をになっている。この多摩自慢
の酒以外の多方面にわたり、近代的な試みを戦後実施来ており、拝島駅では、この場所まで案内する
ことの大きな広告板が目を引く。
福生市には、この石川酒造より江戸時代に造られた古い兄貴分の田村酒造があるが、この田村酒造は
昨年、天皇陛下と皇后陛下が見学なされた歴史のある酒屋で、嘉泉の名でしられているのは、有名だ。
この田村酒造も、東京の玉川上水を引くことに当初から関係しており、福生におけるもっとも名前を
知られた富豪であり、この2人が代表的な福生の企業になっている。この酒造りが、福生に出現したのは
近くにおいしい米と多摩川の豊富な水があったからと思う。
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