秀爺、家にけえるべや・・・。

どこも悪くねえんだから、医者に言って家にけえるべぇや・・・。　
話するんがいねんで、つまんねぇんだ・・・。　と
写真はインターネットで確定申告をするための住民基本台帳カード用です（遺影ではありません。）。

他の入院患者は身体にマヒがあったり、脳に障害が残ったりの人が多く、動くのもしゃべるのも大変そうです。
比べると秀爺は言語障害だけでの体はピンピンしていて健常者にも見えます。
食堂にも一人で行って、食べ終わって歩いて帰ってくるのは秀爺しかいません。

ただ、「どこも悪くない。」という言葉はでも「そっちもできねぇんだから、」とか、他人か聞くと理解できない言葉を発し、次の言葉とかの状況判断で何を言いたいのか感じ取ることがしばしばあります。

家に帰っても昼間は話をする人間はいないし、言語のリハビリは今が一番大事な時で、土日は家に帰れるから、もう少し頑張れと励ますかありません。