こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は先頃発表されたFIFAランキングを取り上げてみました。
日本は世界17位の位置に入っています。
日本の上は欧州や南米、アフリカの強豪国が並んでいます。
それ以外にも米国やメキシコといった国も入っています。
これからワールドカップの予選も本格化する中で更に日本が国際Aマッチを
通じてランキングを上げ、10位以内のトップグループ入りできるかを占っ
てみました。
かつてアジアでこの地位に入った国はなく、10位以内に入ることはかなり
難しいと考えられてきました。
日本や韓国はそれに近い位置に現時点であるといわれ、欧州の五大リーグ
で活躍し、伝統あるチームに属する選手も少しずつ増えています。
まだまだ欧州や南米と比べるとその数は少ないのが実態ですが、レギュラ
ーと張れる選手も出て来るようになりました。
さて、そんな日本代表はFIFAランキングで10位以内に入ることができるの
でしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、塔のカードの正位置が出ています。
塔のカードの正位置は崩壊や災害、悲劇や戦意喪失、破綻や悲嘆、転落と
いった意味があります。
好調な日本代表チームですが、来年2024年は鬼門の年となります。
すでにその兆候も出ていますが、主力選手の負傷やコンディション悪化な
どによって、力を出し切れないといった状態が起きることになります。
今の勢いが続きことは難しく、大きく崩れることはありませんが、今活躍
する主力選手の調子が上がらないことで伸び悩むことになります。
どうしても有名チームでの活躍となれば試合数も多くなり、マークも厳し
くなってきます。
そのため、負傷リスクもあれば不調による試合勘の低下といった現象も起
こり、更に日本代表での招集が重なれば体力的な問題も生じます。
来年早々のアジアカップや二次予選も主力が招集できないことによる苦戦
は仕方なく、当面は10位以内といった課題はクリアできません。
ただ、大きく崩れる心配がないのは、その下の世代の選手の活躍や今まで
招集されていなかった選手が新たに活躍することも意味します。
日本にとっては選手層が厚くなるチャンスですが、こうしたことはある意
味選手にとってはチャンスの反面、リスクにも繋がります。
この一年程度で選手の顔ぶれが大きく変わり、ワールドカップ本選の頃に
は下の年代の選手たちも含めてかなりの選手が台頭してきます。
今主力の選手たちにとっては試練となります。
ここは頑張りどころとして抜け出せるようにするしかありません。
次に環境条件ですが、月のカードの正位置が出ています。
月のカードの正位置は迷いや不安定、潜在するリスクや幻想、過去の失敗
といった意味があります。
監督を中心とした選手の招集プランや戦術などもそうですが、最終的なゴ
ールをどう置くかが問われることになります。
月のカードが示す通り、次善の策をどう取るのか、主力を張る選手たちに
極度に頼り切らない、選手の状態も踏まえて複数のプランを準備するなど
は重要となります。
三苫選手や富安選手といった要となる選手も重要ですが、そうした選手に
頼らなくても戦える試合作りをどうするかが課題になります。
極端にJリーグの選手だけで戦うこともありませんが、試合によって招集を
変えることや、選手によって戦術を変えるなども大事になります。
世界的に各代表チームに同じ悩みがあり、興業重視の試合数の増加による
選手への負担は悩みのタネです。
日本は特に移動距離が大きくなる分、それを複数のプランで回避する体制
が大事です。
招集選手の考え方や基準も大事になります。
あえてU22レベル以下の選手をテストで使ったり、ベテランと競わせる形
を取ったり、試合場所で招集を変えたりなどは今の日本の実情を考えると
必ずしも無理な話ではありません。
日本の実態も考えて、すべての試合に三苫選手がいないと勝てないなどと
考えないこともFIFA10位以内を目指すためにも重要になるでしょう。